昨日の試合が終わってから、夜も朝も午後に畑の草むしりをしているときもずーっとドッジボールのことを考えていました。
今日から2週間後の郡大会をめざして練習がスタートします。
その2週間、どんな練習をすればいいのか子どもたちの思いを聞くことから今日の練習はスタートしました。
昨日の試合が終わってからドッジボールのことを考えていた人はいますか?
(数名が挙手「なぜ負けたのかと考えていた」)
コーチもずっとドッジボールのことを考えていました。
では自分のせいで負けてしまったと思う人は手を挙げてください。
(数名が挙手)
では逆に自分のおかげで3位になれたと思う人は?
(「Mくん」という小さな声はあるも誰も挙手せず)
コーチはみんなが頑張ったから3位になれたんやと思います。
試合に出れなかった人も、出たけど当てられた人も全員の努力が合わさって3位になれたんやからもっと自信を持って下さい。
同時に誰のせいで優勝できずに3位に終わったか?
これも誰かのせいではありません。
すべて全員のせいです。
もっと大きな声で応援してムードが変わってたら。
背中を向けずに前を向いて逃げてたら受けれたかも知れません。
もう少しきちんとパスをしていたら。
みんなそれぞれにもっとやれたという後悔や反省することがあるでしょう。
それらが合わさって優勝できなかったのです。
誰かのせいではありません。
すべて自分たちの結果です。
コーチは今回、このチームが優勝できなかったのは自分のせいだと思っています。
正直言って郡大会には出させてあげたいけれど優勝は無理かなと思っていました。
だから優勝をめざすような練習はしてきませんでした。
でも、昨日の試合で負けたあとに悔しくて泣いているみんなを見て悪いことをしたな、申し訳ないなと思いました。
でも勝つための練習は楽しいものばかりではありません。
苦しいことを乗り越えてこそ嬉しい結果があります。
楽して結果も嬉しいものを手に入れようというのは無理です。
テストの前にゲームもテレビも我慢して勉強してこそテストでいい結果が残せるのです。
今日はゲームもテレビも観て、テスト勉強をまったくせず嬉しい結果だけ求めるのは無理です。
ただし苦しい努力をしたからといって必ずいい結果が出るとは限りません。
でも、しんどい努力なしには絶対に結果は残せません。
そこでみんなに聞きます。
2週間後の郡大会でどんな結果を残したいですか?
どこまで練習したいですか?
勝つためには楽しくない厳しい練習をしなくてはならないかも知れません。
それを聞いた上でどうしたいかみんなの考えを教えてください。
(「勝ちたい」と答えたのは3名のみでした)
子どもたちとこんな対話をしてから今日の練習を始めました。
急に厳しいだけの練習では子どもたちもついてこないと思うので今日は練習内容はあまり変えず、メガホンでの逐一の指導を導入しました。
今週は水曜日にも練習をする予定です。
どこまでついてきてくれるかわかりませんが、2週間で鍛えなおして郡大会に臨もうと思います。
防衛するチャンピオンではなくチャレンジャーとしてです。
こんな思いですから当然ながら今朝のFMラジオ出演ではドッジボール大会の話をしました。
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