由女賀の送迎に休日はありません。
それどころか土日の方が朝は早いのが普通です。
今朝も8時に学校へ送り届けてから引き返して新宮へ行きました。
新宮市議と熊野川町の災害救援活動のまとめの会議をしました。
情報交換をしていると被災者救済の活動で共有しておくべきことがいくつも出てきました。
それぞれの場所で様々な問題に対応していますが、その件を担当した者だけの教訓にせず被災者のためにも共有していくことが必要だと痛切に感じました。
熊野川町の対策会議は今日で終了しましたが、今後もこうした場を持っていくことが重要です。
お昼で会議を終えて今度は那智勝浦町・串本町経由で田辺へ行きました。
田辺市委員会の会議です。
日本共産党がTPP反対と言い始めた頃は誰も「ティーピーピーって何???」という感じでした。
でも今はテレビのニュースでもワイドショーでもTPPが出てこない日はないのではないでしょうか。
それでもまだ農作物の輸入自由化だと誤解している国民も少なくないでしょうし、マスコミもあえてその誤解を解消しようとはしていません。
TPPは決して農作物の輸入自由化で済む話ではありません。
現在すでに金融や保険などが規制緩和され、生命保険などは外資系ばかりなのはみなさんも知っているでしょう。
アフラック、アメリカンホームダイレクト、アリコ、チューリッヒ、ジブラルタ・・・とてもポピュラーになっている名前です。
公的保険のないアメリカで活動してきたこれらの保険会社が狙っているのは日本の公的保険制度の後退です。
保険適用の範囲をどんどん狭めていき、それを民間の保険会社が補完するしくみをつくれば、努力しなくとも加入者は増えてきます。
そのためにも自由診療などを拡大することが必要で、TPPにはこうしたものの自由化も含まれるのです。
TPPによって企業の儲けの対象にされてしまうのは農業だけではなく保険・医療・福祉など国民生活のありとあらゆる分野なのです。
そんな日本にとって損なものなら提携しなければいいというかも知れません。
交渉参加は「お見合い」だと言うかも知れません。
でもこの論議は市町村合併のときにもありました。
合併協議への参加はお見合いだから話し合いの中でしっかりと見極めればよいと言って合併協議への参加を推進した人たちがいました。
でも、協議への参加は「お見合い」などではなく「婚約」もしくは「結納」なのです。
決して「結婚相談所に申し込んだ」程度の話ではないのです。
そのことは推進する側の人間は百も承知です。
だから決して「交渉への参加は提携の決定ではない」という詭弁に惑わされてはなりません。
でもそのことを主張する新聞やテレビはほとんどありません。
だから『しんぶん赤旗』を読んでもらうか、もしくは僕たちが街頭演説や口コミで広げていくしかないのです。
急いで、大規模にTPP参加反対・提携反対の世論をつくり出していかなければなりません。
その先頭に議員や党幹部が立たなければならないという意思統一をおこないました。
今夜はマラソン前日なのでトレーニングはしませんでした。
なので結局今週は一度だけウォーキングをしただけです。
まだ少しフラフラしてたので無理をせず、体調をみながらのチャレンジです。
逆にこの体調で完走できるとしたら口熊野は期待できそうですが・・・。
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