今朝は少しだけゆっくりと寝ました。
久しぶりに落ち着いた朝を過ごしました。
午後は中辺路コミュニティセンターで開催された「地域シンポジウム」に参加しました。
4~6人程度の小グループに分かれて「現状の課題」「こんな町になったらいいな」「公民館にできること」を出し合い、展望や発展方向を見出すというワークショップをおこないました。
課題については「人口減少」に始まり「高齢化」「若年層の減少」「移動手段」など山のように意見が次々と出てきます。
出せば出すほどに現状の困難さを思い知ることになり少し暗い気持ちになってきます。
そんな気持ちを振り払うように「こんな町になったらいいな」という願望を書き出しました。
最後に「公民館ができること」ですが、これが難問です。
「負担軽減」や「若者定住」、「産業おこし」などどちらかというと政治の課題やまちづくりで取り組まなければならない課題がほとんどで、公民館がそれらの課題に対して具体的なアプローチができることがあるだろうかと少し悩みました。
そして考えた結果、「どんな町にしたいかという共通のビジョンを持つこと」が必要だという考えにたどり着きました。
そして、そのためにはいっしょにその実現のために動く人の連帯やネットワークを作ること。
もうひとつは、そうした町づくりの課題はそこに住む住民ひとりひとりの課題であり、その解決のためにみんなが自分自身の問題だという認識を持つことが不可欠だということという結論に至りました。
すなわち「みんなが主権者」だという意識を持てるような教育(啓発)こそ必要ということです。
そこで公民館の出番です。
住民ひとりひとりが地域の主人公であり、主権者であるということを啓発していくのはまさに公民館の仕事です。
そこで「公民館にできること」に「主権者教育」と書き込みました。
このワークショップに正解はないと思いますが、ひとつの答えにたどり着いたような気がしました。
夜は年に2回の「たんぼクラブ」でした。
Iターンでこちらに来た当時に小学生だった子がもう子どもをつれて参加していました。
すなわちIターンで来た夫婦がすでにおじいちゃんとおばあちゃんになっているのです。
時間の流れの速さを感じながら酒を酌み交わしました。
ちなみに僕は運転手だったのでサイダーを飲んで付き合いました。
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