高田(前県議)さんから問い合わせがあって固定資産税の徴収方法の
変更について役場の財政課に聞きに行った。
内容は共有財産(山などの固定資産の共有)の固定資産税の
支払方法の変更について。
これまで中辺路町ではこうした共有の固定資産税の徴収は
それぞれの所有権者に納付書を郵送し徴税をしていた。
(田辺市を含め多くの自治体でそうされていたようであるが
田辺市は数年かけてこうした制度を廃止したらしい)
それが今回、田辺市と合併するにあたりこうした制度(?)が廃止されるらしい。
たしかに徴税する側としては色々と煩雑であり納税者を一本化したほうが
合理化もされ何かと便利だと思う。
しかし、そのことによっておそらく固定資産税の収納率が低下するだろうことは
想像に難くない。
これまで行政がそうした徴税をおこなってきたことはあくまで単なる「サービス」
だったかも知れない。けれどそのことによって滞納が少しでも減っていたことは
否定できない事実だと思う。
それでなくても合併によって住民負担が増加し、課税が負担能力を超えてしまう
住民も増えてくるだろう。
ただでさえ未収が多い田辺市なのに合併後のこうした徴税や公共料金の
徴収のことを考えると前途多難だなぁと思う。