阪神大震災発生から18年が経過し、多くのメディアがそのことを伝えています。
91年の5月に結婚し、92年の年末に佐賀に行った僕は義母に起こされて観たニュースの映像が今も鮮明に記憶に残っています。
遠く離れた九州の地にいた僕は被災地に駆けつけることもできず、冷たい風の吹く佐賀の干拓地の平野で麦踏みをしていました。
あれから18年もたったんだとあらためて実感します。
今日はポスター用の写真を撮りに行きました。
視力も落ちてきているのでメガネ着用でも撮影してみました。
数枚のうちから本番用を選ばなくてはなりませんので複数の方からご意見を伺って決めようと思います。
午後は南部高校で紀南6校生活指導連合会の会議に出席しました。
全体的には年々落ち着いてきているといわれる反面、暴力にかかわる事案が半数近くに上ってきているという現状が報告されました。
多くの学校で今年の1年生が落ち着いていないとの報告がありました。
ふと4年後の成人式はどんな感じになるのだろうと思いました。
落ち着きのない高校生がそのまま落ち着き似ない二十歳になるのか?
それとも成長した姿を見せてくれるのか?
かなり前から子どもたちの精神年齢が低くなっていると言われています。
小学生でも実年齢から5歳は引いて対応しないとうまくいかないと言っていましたが、年々その引き幅が大きくなっていってるのでないかと思います。
実年齢マイナス5歳ではなく、実年齢マイナス2割くらいが妥当かもしれません。
この計算でいくと二十歳で16歳(中学校卒業レベル)ということになります。
これだったら、かなり厳しく対応してちょうどということになるかも知れません。
それにしても頭の痛い問題です。
夜は熊野高校のPTAの会議でした。
校内マラソン大会や卒業式などについて協議しました。
いちばん大きな議案はPTA会費の引き下げについてです。
これまで施設整備費などに充当されていた会費が目的外使用だとして問題になり、全国的に適正な使途にあらためる動きが起きています。
それに伴って保護者から徴収すべき金額も引き下げる方向になっています。
保護者負担が軽減されて、本来行政が負担すべき施設整備費が行政の負担に戻るということ自体は喜ばしいことです。
しかし、だからといって行政がそのための予算を増額するわけでもなく、結局はそのしわ寄せが生徒たちにいくというのは納得がいきません。
これまでは顧問の自己犠牲の上に成り立ってたクラブの遠征も正式な出張扱いとなり旅費が支給されることになっています。
それは当然のことであり、喜ばしいことですが、出張旅費の総額が遠征の回数を制限することになり、従来どおりに遠征は行けなくなるというのが現実です。
これでは一体誰のための改善という感じです。
一方でやれゴールデンキッズだ、中学校のクラブ優先の学校選択だといってスポーツできる子どもたちの育成に力点をおいていると主張してきながら、いよいよ大切な高校生のクラブを縮小させるのでは何をしているのかわかりません。
早急に最良の方法を見出す努力をしてもらいたいと思います。
僕もできる限りの手段を行使して改善を働きかけたいと思います。
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