第58回和歌山県母親大会に参加しました。
子育て・教育から平和、食の安全など多種多様なテーマの分科会があり、どの分科会も熱い報告と発言があったようです。
僕はその中でも特に盛況だった防災についての分科会に参加しました。
助言者は串本町防災対策担当職員のHさんでした。
Hさんは昨年見てきた東日本の被災地の写真を交えながら、津波が予想される沿岸部の防災について報告をされました。
その後は参加者の質問に答えながら防災や減災について話が進められました。
多くの参加者が積極的に発言し、非常に活発な分科会となりました。
県内各地からの参加とあって内陸部に住んでおられる方の発言もあり、津波などの災害に対する温度差を感じました。
僕も最後の方で発言させてもらいました。
「今度くる地震は内陸部でもどれほどの揺れをもたらすかわかりません。
ひょっとしたら道路が寸断され停電が発生するかも知れません。
沿岸部では関心が高く備蓄を増やそうという動きもありますが、地震発生時にそれらの物資を持って逃げることはまず不可能です。
津波が発生したらマスコミの目は沿岸部に集中し、内陸部での食糧などの不足は見向きもされないかも知れません。
実際、中越の時も東日本の時もセンセーショナルな被災地ばかりに関心が向けられ、どれだけ困っていても映像的に派手さのない地域のことが報道されることはほとんどありません。
その結果、災害ボランティアなども不足し、救援物資も集まらず困ることになります。
これらのことから備蓄をしっかりしておくべきなのは実は内陸部の津波に関係の薄い地域なのです。」
午後からの全体会では講談師の神田香織さんの講演があったようですが、僕は大塔地区ドッジボール大会に行ったので聞けませんでした。
スタッフとして参加していたさよちゃんは聞いてきて「ごいっちゃんも聞けたらよかった」と言っていたのでDVDで観ることにしましょう。
わが子は小学校を卒業しましたが、引き続きコーチを引き受けたので今日は練習試合に同行しました。
非常に滑りやすい大塔体育館でしたが、子どもたちはまずまずのパフォーマンスを発揮してくれました。
市内大会まであと数回の練習ですが、どこまで仕上げられるかは指導者の力量にかかってきます。
子どもたちに負けず真剣に指導しようと思います。
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