お昼は旧市内で原やすひさ候補の演説を聞き、アナウンサーを送って行ったついでに熊野川町の共育学舎に立ち寄って主宰者の三枝さんと久しぶりに話しました。
年齢は少し違いますが、とても波長が合う方でついつい話し込んでしまいました。
夜は本宮町でつどい。
今夜は先日の難波駅前での志位委員長の演説をタブレットで観ていただいてから話をしました。
ネット選挙とITの発達でとても便利な時代になったものだと思います。
自宅に戻って、初めて政見放送を観ました。
自民党のSさんのをみて思わず何カ所もツッこんでしまいました。
「安倍首相は就任半年で13カ国を訪問」
→原発のトップセールスに行ってたのね
「株をお持ちの方は潤ったことでしょう」
→和歌山県民の何%の人が潤ったっていうの?
「中小企業の方々にも景気回復を実感してもらえるよう」
→ホンマにそう思ってるの?
自民党を支持してる人や自民党の議員が根っからの悪人だとは思っていません。
でも、TPPで本当に日本の経済はよくなると思っているのでしょうか?
材木が輸入の解禁で現在の状況に至ったことは林業関係者なら痛いほどわかっているはずです。
それが農業に拡大されて、何かいいことがあると考えているのでしょうか。
大企業は、規制緩和のおかげで人件費を圧縮し、空前の利益を上げています。
でも消費が増えないので利益は設備投資にはまわらず内部留保という使い道のない貯め込みにまわすしかありません。
それでもまだまだ大企業には法人減税をおこない、庶民には消費税増税を押しつけるといいます。
その政策には国民のことなど眼中になく、献金をくれる企業のご機嫌をうかがうことしか頭にないように見て取れます。
大企業がもうかれば従業員に還元される(トリクルダウン)というのは、そうした規制があってこそのことで、この間民主党と自民党がおこなってきた規制緩和でそのしくみは破壊され尽くしました。
議員は少なくともそのことで献金という恩恵を蒙るし、資産家も得をするでしょう。
でも圧倒的多数の自民党に投票してきた人たちは恩恵どころか被害ばかり受けていると言って間違いないでしょう。
ではなぜ、そうして自民党を支持し続けるのか?
相対的多数で当選するだろうから勝ち馬に乗るため?
いつかは自分たちに恩恵がまわってくると信じているから?
何かで自民党の人にお世話になったから?
政策を意識していないから?
人それぞれの支持の理由があるでしょう。
でも、TPPに反対しながら自民党の候補や自民党に投票するというのはどう考えても理解できません。
徴兵制に反対なら自民党という選択肢はないように、
脱原発を望むなら自民党という選択肢はないように、
大企業のもうけより、そこで働く若者や労働者の暮らしの向上を望むなら自民党という選択肢はありません。
投票は義務ではなく、あくまで権利です。
誰もが等しく持っている、自分たちの将来を選びとるための手段です。
どうか自分が望む未来に近付くための一票を投じてください。
僕は自分の子どもやすべての子どもたちのため、
近くのお年寄りや全国のお年寄りのため、
この国に暮らすすべての生あるものたちのために
大切な一票を日本共産党に託します。
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