中辺路行政局へ行き、情報収集や意見交換。
ゴミ収集、災害対応、体育館使用料などの話をしたけれど
結局のところは本庁へ行かなければ詰めた話にはならない。
行政局にはほとんど権限がない。いわゆる出先機関だ。
しかし行政局は地域にはなくてはならない拠点だとも思う。
もっと機能を発揮できるように決裁権の拡大などをして
裁量の範囲を広げるべきだろう。
でなければ本当に周辺地域は死んでしまう。
6月1日付『紀伊民報』の「論」に若手議員に対する記事が掲載された。
確かに周辺4町村のいずれでも
若手(31歳・33歳・40歳・41歳)が当選した。
これは何を意味するのか?
記事中にもあるがこれまでの行政に強い閉塞感があったことは事実だろう。
しかし、単に若いからというだけで
この閉塞間や悪しき慣習が打ち破れるものではない。
記事の最後に「1期4年間はあっという間である」とあるが
確かに4年間はあっという間に過ぎていく。
でも焦りは禁物だとも思っている。
4年前に初めて議員になったとき、
とある人がかけてくれた言葉を今、思い出している。
「色々納得のいけへんこともあるやろけど
あせったらあかん。ゆっくり時間かけてやらな。
これまで長いことそうやったんやから、急には変えられへん。
けど、ちょっとずつでも必ず変わっていくから。」
その言葉を噛みしめながら、焦らず粘り強く取り組んでいこうと思う。