今朝は第25回和歌山県消防ポンプ操法大会の応援に行きました。
今年は田辺市開催ということで大塔中学校の運動場が会場でした。
田辺市からは小型ポンプに旧市内の芳養分団が、ポンプ車には本宮支団がエントリーしました。
一昨年は中辺路支団がポンプ車で参加したので動きについてもよく分かった上で観れたので「ちょっとうるさい」応援団だったかも知れません。
本宮支団は2番手だったのですが、トップのかつらぎ町も本宮も少し走り過ぎてホースを引き戻すというシーンがありました。
おそらく百回を超えて練習を重ねているのですが、やはり本番となると力が入ってしまうのでしょう。
また晴天が続き、グラウンドが滑りやすくなっているという条件も関係しているのかも知れません。
でも、それ以外は上出来だったのではないでしょうか。
残念ながら全国大会出場とはなりませんでしたが、この数ヵ月間の訓練の成果が存分に発揮された操法だったように思います。
選手の皆さん、応援やお手伝いにかかわった消防団の皆さん、そして指導された職員の皆さん本当にお疲れ様でした。
うちでもそうでしたが、この取り組みは大きな財産となっていくことでしょう。
お昼からは教職員組合の学習会に講師として参加しました。
演題は「戦争のつくりかたと世界の流れ」です。
戦後約70年の間に政府与党によって着々と進められる「戦争できる国づくり」について、具体的事実をもとにお話しをしました。
その一方で世界の大きな流れは、戦争から紛争の平和的解決に大きく舵を切っていること。
国内においても、国民生活に大きな悪影響を与えるものについては党派を超えた戦いが組織されてきていることなど、展望があること。
子どもたちが真の主権者となるために、まず大人がしっかりと政治に関心を持っていかなければならないということについてお話ししました。
また「平和教育」が「反戦教育」という狭い視点に立つものではなく、より多くの人が平和に暮らせる社会を展望できるアプローチにならなくてはならないのではないかという問題提起をさせていただきました。
与えていただいた課題に応えられる講演となったかどうか甚だ不安ですが、ひとつでも参加者の心に届けば幸甚です。
会場を聞いていなくて思い込みで向かっている途中に連絡を受けて間違いに気づくというハプニングもありましたが、なんとか無事に終わって肩の荷が下りました。
明日からの4日間は残された課題をやり遂げるために全力を尽くさなければなりません。
笑顔で8月を迎えるためにもラストスパートです。
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