近畿スポーツ推進委員研究協議会に出席するため奈良に来ました。
いつもは市民総合センターに集合するのに今回は龍神行政局に集合でした。
市民総合センターからの車がいっぱいなのかなと思っていたら、そうではありませんでした。
今回、奈良に行くのは会長と安達克典議員と僕の3人だけとのこと。
この顔ぶれなら龍神行政局集合も納得です。
8時に龍神行政局を出発して、11時過ぎに奈良市に到着。
近くの中華食堂で昼食を取り、早めに会場入り。
会場は「なら100年会館」ですが、なんとも凄い会館です。
まずはその外観ですが、船の舳先をイメージしたような独創的な形状です。
当然のことながら中もそんな形なのですが、1600人近く収容するにしては入口が極端に狭く、ロビーの天井も低いし、狭い通路に柱があり、災害などが発生したら修羅場になるのではないかと心配になりました。
ホール内の造りはゴージャスでまるでオペラハウス(本物は知りませんが)みたいです。
ネットで調べると「無駄な公共事業の典型」という記述もありましたが、意匠にこだわり過ぎて機能性が犠牲になっている建築物だとは僕も思いました。
会場の評価はさておき、柔道家野村忠宏選手の記念講演はとても示唆に富んだものでした。
多くのことを学び、共感しましたがここではいくつかを紹介します。
「柔道で成功したり強くなることを期待するのではなく柔道を好きになってほしい。柔道を通して様々なことを学んでほしいとというのがおじいちゃんの思いだった。」
「自信はなかったが期待は持てた」
「兄が大学の柔道部に入る時、人の3倍努力しろと言った父が自分が入部する時には、無理して柔道せんでええぞと言われた。」
「試合本番に通じる出し切る練習を重ねる」
「幹を太くすればいくらでも枝を伸ばせる」
まだまだ多くのことを学びましたがとりあえずこのくらいにしておきます。
撮影はオフィシャルのみということで禁止されたので写真はありませんが、とてもいい研修になりました。
(撮影はご遠慮くださいといわれているのに撮影する人があちこちにいて不愉快でした。)
明日もしっかり吸収して帰りたいと思います。
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