11時35分に伊丹空港到着予定の佐涼と友歌を迎えに行く。
飛行機は予定より10分早く到着したにもかかわらず
二人は、なかなかロビーに姿を見せない。
「早く会いたい」という気持ちよりも
「早くしてくれなければ時間がない」と焦る気持ちの方が強くなってきた頃
元気に向こうの方から歩いてくる姿が見えた。
感激の再会もそこそこに駐車場へ向かい車に乗り込む。
目指すは一路「アバローム紀の国」。
というのも今日は「衆議院選挙立候補予定者説明会」!
僕が立候補するのではありません。お間違いなく!
立候補を予定している上田さんの事務所の副責任者として
選挙実務を担当するため、説明会に参加するよう依頼されたのです。
説明会の開始時刻は13時30分。
わき目も振らず阪神高速から阪和道を乗り継ぎ
ETCの力も借りて一生懸命走りました。
結果、会場に着いたら13時15分。
すなわち、佐賀空港を10時25分発の飛行機に搭乗すれば
13時30分からの和歌山県庁での会議に参加できるということに驚き。
それはさておき、13時35分頃から始まった会議は
放送局や郵便局、警察などお決まりの説明が続き
選管職員の説明を含め、およそ2時間みっちり続きました。
自慢ではありませんが選挙は何度となく経験してきているので
基本的なことは理解しており、特に質問すべきことはありませんでした。
しかし、ひとつ気になったことが。
それは・・・・
(おそらくM党の関係者)
説明会の最中にひときわ甲高い携帯の着信音が会場に鳴り響いた。
その音を聞き、携帯をもって会場の後に走っていく若い男性。
(マナーモードにし忘れたんだな。若い人でもなかなか忘れるのかな?)
なんて思って大きな心で見守っていました。
しかし、しばらくするとまた同じ着信音。
また同じ男性が携帯をもって後へ。
(1回鳴ったらわかるんやからマナーにしとけよ)
しばらくするとまた甲高い着信音。
そうです、彼はマナーモードにし忘れたのではなく確信犯だったのです。
しかも、迷惑をかけているという自覚もないようです。
2時間の説明会の間に5回ほど彼の携帯は鳴り響きました。
(こんな場所で喧嘩を売ることもない)とグッとこらえましたが
こんな常識のない人が応援する候補者には絶対に負けたくない!と
強く思い、闘志がみなぎった説明会になったのでした。