今日の午前は支部会議。
衆院選挙を目前に控え、先日の決起集会での
不破議長の講演をDVDで見た。
以前、支部でテレビデオを買ったけれど、あまり利用しない間に
ビデオデッキの部分が使用不能になってしまった。
使用頻度ではなく、使用期間によっても適当な時期に壊れるよう
プログラミングされているのだろうか?
現在の科学技術を持ってすればそれぐらい可能のような気もする。
午後はまた事務所へ行く。
郵政問題に対する有権者の関心は高まりつつあるが
民営化の真実はあまり知られていない。
小泉さんのパフォーマンスばかりが先走り
相変わらず「ワイドショー政治」がまかり通っている。
本当に暮らしがかかった大切な選挙だからこそ
多くの有権者に本当のことを知った上で投票してもらいたいと思う。
最近、テレビを観ていて常々感じているのだけれど
「刺客」は「しかく」であり、「しきゃく」ではない。
ワープロでは、どちらでも変換されるけれど
それは現在の人たちの多くがそう読むようになってきたから。
言葉は移り変わっていくものであり、不変のものではない。
けれど、歴史的にその言葉が持ってきた特性は残しておきたいと思う。
「重複立候補」の「ちょうふく」も、そのひとつ。
「じゅうふく」でも変換されるけれど、やっぱり僕は「ちょうふく」だと思う。
以前、真砂町長(当時)は「ちょうふく」と読んでいた。
ある時期を境に「じゅうふく」と読むようになった。
正しい読み方であっても、受け取る側がそれを正しいと受け取る能力がなければ
正しい者が間違っているかのような評価を受ける。
小泉さんは自分のことをガリレオに例えたけれど
小泉さんは地動説を唱えているのではない。
はっきり言ってまったくその逆である。
歴史的にも世界的にも侵略戦争であったという審判が下っている
かつての戦争を正当化する靖国にこだわる姿勢は
現代に天動説を唱えるようなもの。
歴史は必ず正しいものに正しい評価を下す。
あの戦争中に「非国民」と言われ、命を脅かされながらも
戦争反対を唱えた日本共産党の先輩達。
今では「戦争反対」なんてことは世界の常識になっている。
男女平等も8時間労働制や週休制も今では常識となっていることの多くは
過酷な状況下で主張を貫いた人々の戦いがあったからこそ。
老人医療の優遇制度や乳幼児医療費の補助、無担保無保証融資制度など
今では当然となった多くの制度も日本共産党の不屈の努力があったからこそ今がある。
マスコミを総動員してあたかも「郵政民営化」が改革であるような風潮を作り出し
それに反対するものこそ保守派であるように演出する小泉氏。
しかし、歴史の審判は必ず下される。
国鉄の民営化が地方および赤字路線の切り捨てであったという事実は
すでに歴史が証明している。