「古道ヶ丘」の宿泊施設を指定管理者制度を活用して
やおき福祉会に委託して1年以上が過ぎた。
やおき福祉会は同施設を精神障害者の通所授産施設として活動をしている。
当初、どれほどの需要があるのだろうかと思っていたが、
施設稼動直後から対象者の掘り起しが進み
現在では20名の定員を超過するほどの需要があるという。
今後「精神障害」だけでなく「知的障害」の授産施設としても活動すべく
現在、関係機関に協力を要請している段階とのことだ。
「精神」では拠点施設以外の「分場」が認められないけれど
「知的」では「分場」の設置が可能になるらしい。
法の学術的根拠は希薄だろうけれど
法に対応して活動しなければならないし
実際、知的障害の対象者も半数近くいるとのこと。
「障害者自立支援法」が再度上程され
与党が圧倒的多数の国会において法案が成立することは
ほぼ確実と思われる状況の中で関係諸団体も現実的な様々な対応を迫られている。
今回の古道ヶ丘の事業展開も状況を見越しての部分もあるだろう。
つい先日まで「精神障害」と「知的障害」の区分すら認識していなかった僕だけれど
微力ながら障害者福祉のために力になれることがあれば
できる限りの協力をさせてもらおうと思った。
夜は中辺路公民館主催の英会話教室に参加。
ALTのカールトン・ウォールさん(23歳)。
なかなか日本語にも長けていて面白く授業を受けた。
5回の連続講座だけど全部の講座に参加できるかどうかはわからない。
でもなるべく出席して少しでも話せるようになりたいなと思う。
久々に「英語を話せるようになりたい」と思う知的刺激を受けた。