西牟婁振興局建設部に行き、道路課長から
国道371号温川線のトンネルおよび橋の工事の進捗状況について聞く。
見た目には、ほとんど完成しているように見えるけれど
トンネル内の照明や法面工事、橋の取り付け部の舗装や白線など
さまざまな工事が残っていること。
予算が不足していて、最近ようやく流用できる予算がついたので
近々入札および発注が行なわれることなど丁寧に説明をしてくれた。
地元の住民は1日も早い供用開始を待っていることを伝え
工期が少しでも短縮できるようにお願いした。
「懸命に努力はするが年内の開通はちょっと難しい」という回答だった。
工事とは直接関係がないけれど以前から気になっていたことを聞いた。
それは橋の欄干に書いてある河川と橋の名前について。
どちらか一方には漢字で橋と川の名前が書かれてあり
もう一方にはひらがなで同じく川と橋の名前が書かれてある。
これには「右岸の上流側が橋の名を漢字で書くこと」とかいう決まりがあるのか尋ねた。
答えは「No」。特に取り決めというのはないけれど、路線ごとには
どの位置にどの名称がくるかは統一するようにしているとのことだった。
以前からずっと気になっていた小さな疑問がひとつ解決して少し爽快。
夜は6時に子ども達の野球のお迎え。
真っ暗になっても素振りを続ける子ども達。
グラウンドを出たのはもう20分をまわる頃だった。
急いで家に帰り、夕食を詰め込んで小学校へ向かう。
今日は文化祭の実行委員会&委員総会。
会議に先立って7時から役員の打ち合わせがあるので
小学校へ走りこみ、ギリギリセーフ。
そこで衝撃的な事実を聞く。
合併によってそれまで支給されていた町の補助金がなくなり
予算規模が半減したという事実。
色々な見直しが迫られる会議になると役員一同、腹をくくって会議に臨む。
でもいつも感心し感激するのは、二川小学校の保護者をはじめ教職員、
そして地域のみなさんが本当に子ども達の事をよく考え
本当に子ども達を大切にしてくれること。
今回も地域のみなさんの協力を得て蓄えてきた教育後援会の財政を使って
例年通りの事業をするようにと言っていただいた。
本当にありがたいことだと思う。
二川小学校の子ども達、そしてその保護者は本当に恵まれている。
いつも、そう思う。
ただ、それが当然になっている人にはその恩恵は実感しにくいものかも知れないけれど。