今朝は新庁舎整備特別委員会。
当局は候補地をオーシティーと決め、すでに交渉を進めていますがその進捗状況の報告を含めて委員会が開催されました。
僕は候補地自体が様々な条件を考慮して決定されていないという疑念を持っているので、それに関して質疑をしようとすると「それはすでに前の(任期の)委員会で報告を受けている」といって質疑を認めない意見が委員長をはじめ数人から出されてきます。
「疑義があるのだから質疑を認めるべきだ」と言っても聞く耳を持たず、「報告を受けてきた」の一点張り。
休憩して色々と説明して、「候補地を前提として質疑するならいい」ということになり、ようやく質疑の機会を得ました。
僕が聞いたのは「オーシティーにつながる橋は通常でも渋滞が発生するが、庁舎となれば通勤時間など大渋滞も予想されるが、周辺整備などの検討はされたのか」ということです。
その質問に対して「3つの候補地の中で最高の場所。交渉成立に向けて最善を尽くす」と意味不明な答弁。
あらためて聞き直すと「検討はしていない。用地が決まってから検討する」とまさかの無責任な答弁。
これに対しては他の議員も黙っておれず、「庁舎移転は大きなプロジェクトだが、移転地でまちづくりのビジョンはあるのか」と質問すると、「庁舎を核としたまちづくりのビジョンはない」とこれもまさかの答弁。
候補地選定の3条件は「面積」「浸水想定地域外」と「中心市街地から離れていない」というもの。
中心市街地の条件を課しておきながらまちづくりとのリンクが機能しないのならなんのためのエリア限定なのか?
こうした答弁を聞くたびに、先に移転先を決め、それに見合う条件を後から設定し、条件的に劣る候補地を適当に2つ挙げたとしか考えられなくなります。
今後も引き続き、市民の疑問や疑念を解消できるよう徹底的に議論し納得できる庁舎移転のために努力していく決意です。
今日の夕方は、熊野高校の女子生徒の宿舎を確保するための下宿検討会議。
慢性的に不足している女子生徒の住居を確保すべく「下宿」が実現できないか検討を開始しました。
今日は上富田町教育委員会や総務課、社会福祉協議会からも多数参加していただき、意見を出し合いました。
どんな着地点を見いだせるかまだまだまったく見えませんが、少しでも前向きに進められるよう今後も知恵を寄せ合いながら取り組みを進めていきたいと思います。
参加してくださったみなさん、ありがとうございます。
今後もよろしくお願いします。
会議の設定が4時からだったので警報も発令され、開催を躊躇しましたが「大人ばっかりだし、社協も隣なので」という言葉に背中を押されて強行開催。
会議中の窓の外は気象実験室のような嵐でしたが、会議が終わる5時には傘をささなくていいくらいに台風も通過していました。
ということで今日もほとんど傘をささずに済んだ日でした。
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