子どもの高校受験は一般的に家族にとって初めての大きな試練です。
(小学校や中学校のお受験もあるけど田舎では高校受験が初試練というのが一般的でしょう)
約一週間後の合格発表でホッと一息するのですが、次に家族を襲うのは大きな財政支出です。
教科書に制服に体操服に実習着など入学に必要な物品の購入に通学定期と一万円札がポンポンと財布から出て行きます。
高校進学率はほぼ100%に近く、事実上義務教育のようになっています。
だからこそ高校授業料も無償化(所得制限あり)されたのでしょう。
しかし、高校の教育費負担はかなり大きく家計にのしかかってきます。
これが、学力や能力があっても家庭の経済力が制約となってその可能性を最大限に引き出せないという現状です。
これは国にとっても大きな損失だと思います。
すべての子どもがその可能性を最大限に発揮できるようにするためにも教育費の実質的無償化が必要だと思います。
今日は、高校の合格者登校日でした。
説明会の冒頭でPTAからの挨拶をして、終了後は入寮の抽選にもれた家族を自主管理の寮に案内しました。
熊野高校看護科には和歌山市など遠方から入学してくる生徒も少なくなく慢性的な女子寮不足となっています。
現在は福祉法人から無償提供を受けた建物で自主管理の寮として運営していますが、今後は学校周辺の上富田町内で下宿を受け入れてくれる家庭を探したいと考えています。
寮を増築してくれればいうことはないのですが、あまり期待できなさそうなので当面は他の手段を模索する予定です。
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