今朝も寒い朝でしたが、雨だったので霜を溶かす手間はありませんでした。
今日から一般質問です。
朝の一番目は最年少26歳の新人議員。
当局の現状認識の質問から入る論建てに感心しながら、初々しい質問に聞き入りました。
二番目の議員は逆に古老ですが、「上水道と小規模水道の管理の部署が違うのは何故か」とここで聞かなくてもいい質問だなと思わせる質問で、先輩が手本になっていないことを感じました。
二人の質問で共通していたのは事前に答弁書をもらっているということでした。
どちらも原稿を読んでの質問ですが、その原稿にすでに当局の答弁が書き込まれていたことに驚きましたが、古老の議員は答弁書そのものを机の上においての質問でした。
以前、議会運営委員会主催での研修会に講師として来てもらった土山希美枝教授は議会を「八百長と学芸会」と評しました。
すでに結果がわかったうえで下手な朗読を聞かされる、まさに出来レースの下手な朗読会です。
質問方式が一問一答であれ一括であれ、多くの議員は再質問をおこないません。
答弁を聞いて、その答弁に食いついて再度質問で深めるということをしません。
なので事前に答弁書を渡しておいても不都合がないのでしょう。
でも、こうした一般質問を続けていると真剣勝負はおろか当局の手の上に乗った状況で議会がなめられることになっていくでしょうから、少なくとも答弁書をもらうというようなことは自粛すべきでしょう。
午後は僕の質問。
「中心市街地のまちづくり」と「交通手段の確保」について質問をしました。
最近は対決型の質問が多く、僕の発言中に当局席ではにらんでくるようなきつい視線を送る人や首を横に振る姿を見てきましたが、今回は当局と方向性を一にした建設的な議論だったので市長をはじめ副市長や部長も「うんうん」とうなづいて聞いている姿が見え話しやすかったです。
もちろん答弁書を事前にもらうこともないので緊張感を持ち、当局の答弁を走り書きしながらそれに切り返しながらの質問でした。
自己採点としては68点くらいでしょうか。
やはり準備期間の不足を痛感した質問でした。
そこそこ早くから項目は決めていてイメージは膨らませてきましたが、それでも不充分さを感じましたので直前にテーマを決めての質問ではとてもまともな追及はできないということを実感しました。
ということで早速3月議会の質問準備に取り掛かろうと思います。
そんな不充分な質問ではありましたが、質問前に同級生と交わした男と男の約束はなんとか果たすことができました。
帰りはそのことを報告に行き、次回からも頑張る決意を伝えました。
早いものでこの任期もすでに3回の質問が終わりました。
あと13回の質問を悔いなく出来るよう万全の準備をして臨みたいと思います。
夜は旧二川小学校活用委員会で和歌山大学の学生たちとのワークショップ2回目に出席しました。
前回作った活用のアイデアに今日は逆の立場からできない理由を重ねていきました。
その後、それでもやりたいことを選んで出来ない理由を超える解決策を考えあいました。
すぐに解決策や方針が決まるものではありませんが地域の人たちや女子(男子)大生たちと活用方法について考えるのは楽しく有意義な時間でした。
充実した素敵な日々を送れていることに感謝です。
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