国土交通省近畿運輸局が主催する地域公共交通活性化シンポジウムin関西に参加しました。
会場は天満橋にある大阪私学会館。
公共交通のシンポジウムなので公共交通で行くのが望ましいのでしょうが、田辺から公共交通で行くと時間もお金もかかり過ぎて大変なので自家用車で行きました。
基調講演で大分大学経済学部の大井尚司准教授から『地域公共交通の「5つのいませんか」から乗り越えて「創っていく」くらしの足へ
ー「相違」から「総意」「創意」へ、「遅延」から「地縁」へー』というテーマで話を聞きました。
名古屋大学の加藤教授もそうですが、公共交通をなんとかうまく活用できるようにしようと考え、行動している人たちは共通して事業者や行政にかなりきつい批判をされます。
でもそれは、そこが真剣にならなければ公共交通の充実は難しいことであるのと同時に、逆にそこが真剣になればまだまだ公共交通は可能性を秘めているということを誰よりも理解されているからでしょう。
今日の大井准教授の話もかなり厳しい指摘を含む話でしたが、どの指摘も的を射た話でそれだけに耳の痛い内容だったかも知れません。
でも、公共交通にかかわる行政の職員にも本当に聞いてほしい話でした。
その後は、兵庫県宍粟市の路線バス再生と福岡県南区柏原3丁目のバス路線誘致の先進事例の報告を受け、最後はそれらの関係者によるパネルディスカッションがおこなわれました。
午後1時半から5時半まで4時間びっちりのプログラム。
往復にはそれ以上の時間がかかりましたが参加してよかったと思えるシンポジウムでした。
今日のこの学びを力に、田辺市でも全国から視察に来てもらえるような公共交通網が作れたらいいなと思います。
そのために明日からまた一所懸命に頑張ります。
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