暑い夏といえども午前中は涼しいのがいつものわが家ですが、今朝は早くから家の中でも汗が出てくるほどでした。
そんな暑さの中を車で行くのは辛いので愛車のヴェルシスに乗ってクールビズで出かけました。
今日は午後1時から、新庁舎整備及びまちづくり等特別委員会。
先月末に公表された「基本計画(素案)」に対する審査が議題です。
今回の庁舎移転に異論を唱える住民団体の活動もあり、住民の関心も徐々に高まりつつあります。
なので今日は、委員会室にあふれんばかりの傍聴者が駆けつけました。
開会冒頭から北田議員が「基本計画の時点で一括発注という方針が出てくるのはおかしい。地元業者で受注が可能なのか」と問いました。
答弁に立った総務部長は「自治法の原則にのっとり、最小の経費で最大の効果を求めるため一括発注が合理的。地元業者で受注が可能かどうかはわからない」と答弁。
急きょ、招集された契約課理事も「市が90億もの事業を地元業者に発注した実績はない。ゼネコンなら200億300億の受注実績もある」と答弁。
多くの保守議員は、地元業者が受注できない方式での工事が認められないようでそこに噛みついています。
僕も少し違う観点から「あの候補地の立地ならこうした工法は当初から想定されたのではないか」と聞くと、工事の専門家の職員は、それが合理的であると想定されたとの答弁。
相手をかえて整備室長に「候補地選定時に地元業者への受注が可能な土地形状かどうかは考慮されたのか」と聞くと「選定時には考慮していない」との答弁。
防災拠点としての安全性はおろか、道路形状による課題の多さなど真剣に検討していないことが明らかです。
市民の税金も、市民の生命も大切にする気などこれっぽっちもないことが今日の答弁から見えました。
その後、委員協議会で「当局が委員会の意向を汲む考えがないのであれば、いくら委員会を続行して意見を述べても意味がない」ということで、本日の委員会は審議を打ち切って散会することになりました。
僕からすれば「オークワへの移転を決めたときから、これら一連のことは決定済みだったこと」でこの時点で部分的な修正を求めても当局は応じる気がないことはわかっていたはずのことです。
しかし、この時点であってもその経過の不備に気付き、正そうとするのであれば共同できるよう最大限の努力をしたいと思います。
今後どういった展開になるかはまったく不透明です。
しかし、徐々に不誠実で不合理な候補地選定の実態がみんなの知るところになれば賛成できなくなってくることは間違いありません。
市民にとっても、地元業者にとっても最善の庁舎移転をめざして今後も知恵を絞りたいと思います。
帰宅後、ヴェルシス購入以来初めての洗車をしました。
しばらく暑い日と晴れの日が続くようなので、バイクで出かけたいと思います。
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