9時に佐涼をジュニア駅伝の練習のため、
中辺路中学校のグラウンドへ送って行き
その足で保育園のお楽しみ会に行く。
くりすがわ保育園のお楽しみ会は
第1部が生活発表会、第2部がクリスマス会。
生活発表会はクラス単位での歌やお遊戯の披露。
ひよこ組(1歳児クラス)は何をしてもしなくても可愛い。
赤組(2歳児)になるとなかなか見応えがあり
下手なミュージカルを見るより面白かった。
お目当ての友歌はというと、照れくさいと言うよりかは
「子どもじみたことやってられない」とでいうかのような感じで
なんだか気持ちが入ってなさそうで、見ているほうも
あまり嬉しくなかった。
それでも第2部のクリスマス会ではサンタクロースから
プレゼントをもらって嬉しそうだった。
午後は佐代ちゃんといっしょに「ひきこもり講演会」に
参加するつもりだったけれど家を出る直前に友達から
「体温計を貸してほしい」と電話があり、家まで持って行くと
あまりに調子が悪いようだったので病院に連れて行くことにした。
佐代ちゃんが「119」に電話して当番医を聞こうとしたら
専用の電話番号を教えてくれたとのこと。
忘れないようにメモしておかなければ。
電話で教えてもらった当番医のT病院に送って行き
佐代ちゃんは念のため彼女に付き添い、僕だけ講演会に参加。
前半は少しウトウトしてしまったけれど、後半はしっかり聞いた。
今回の講演会は以前に本屋でみつけて買って読みかけだった
『「負けた教」の信者たち』の著者の斉藤環さんが来るというので
楽しみにしていたものだった。
話は整理されていて大変聞きやすかった。
まだ身近にひきこもりの人と接した経験がないので現時点においては
切実なテーマとはなっていないけれど、話を聞いていて
誰もが普通に「ひきこもり」や「ニート」になりかねない
そんな現代社会の危うさや脆さを感じた。
不登校やニートの規定を見ているとかつての僕も
こうした規定が存在していたら「不登校」とか言われていたんだろうな
なんて考えながら講演を聞いた。
夜は佐涼に手伝ってもらって日曜版の配達。