昨日の夜は友歌が泣いた。
「死んで骨になるのがこわい」と言って泣いた。
少し刺激が強かったかも知れない。
でも斎場で「気色悪い」と言うので「見るな」と言ったけれど
一生懸命に人の合間を縫って直近まで行って骨拾いを見ていた。
泣いたといってもそれほど深刻なものではなく
佐涼のときのように幾晩も死の恐怖と格闘することはなかった。
証拠に今日はスヤスヤと眠っている。
また何かの機会に思い出して怖がることはあるかもしれないけれど
それぐらいならちょうど良かったのかもしれない。
今朝は普段どおりに起床して朝食後、洗濯物を干したり家事をしたけれど
なんだかとても眠かった。春眠なのか昨日までの疲れなのか
よくわからないけれどとにかく眠かった。
午後は小学校の授業参観と育友会総会があった。
先日の殺人(?)事件に関連して安全管理について議論になった。
たしかに行政(市・警察・教育)の危機管理体制も必要だけれど
緊急時に保護者自身がどう対応するかということこそが
まず何よりも基本であると思う。
先日の保育園の保護者会総会でも話題になった「上靴着用」の件でも
同じだけれど、家庭で危機に対する備えをせずして
学校や園に家庭以上の安全を求めるという考えは僕は納得がいかない。
本当に大切な子どもなら何よりその安全は親が確保してやらなければならない。
自分の子どもに「生きる力」をつけてやった上で行政に必要な手立てを求めるのが
本来の筋だと思う。
コイズミさんの「小さな政府」という考え方には賛同するものではないけれど
はきちがえた公的責任の追及があるのも事実だと思う。
でも、こうしたテーマでその時々に熱く語れる二川小学校の育友会は
とても素晴らしい保護者集団だと思う。