先日のブログで「俯瞰」という言葉を使ったら
同年代の議員から「なんと読むのか?」と聞かれた。
若いから知らないんだろうなと思って久保・真砂両議員に
聞いたら「どういう意味?」と言われ、「知らない」と言う。
高いところから全体的に見渡すという意味で
よく似た言葉に「鳥瞰(ちょうかん)」というのもあることなど話した。
久保ひろつぐ議員は電子辞書で調べて
「俯瞰撮影」は聞いたことがあると言っていた。
一般的に使う言葉だと思っていたのでみんなが知らなかったことに
正直言って驚いた。
でも話していて思った。
現代社会の中では「俯瞰する」という行為自体がなくなってきているのだということ。
慌しく目の前のことに追われる現代の生活ではものごとを
俯瞰したりすることがなくなってきているのだろう。
行為そのものがなくなれば、その行為を示す言葉も当然なくなる。
そういえば「大所高所に立って」という言葉は耳にするけれど
「俯瞰」という接する機会はほとんどない。
なんだか少しさみしい気がした。
これを書いてる横で佐代ちゃんが
「みんなが使わない言葉知ってても意味がない」と言い放った。
「それは死語や」とも。会派室で、みよちゃんにも同じことを言われた。
明日で一般質問も終わり。
議会報告を書いて地域に出よう!いい気候だし。
ちなみに「俯瞰」は「ふかん」と読みます。