参院選挙公示を1ヵ月後に控えて町には各政党各候補の
ポスターが多数張り出されている。
かつて中辺路町はポスターといえば日本共産党の独壇場というくらい
多くのポスターを貼り出していた。
しかし、この数年他党のポスターも大量に貼りだされ、独壇場とはいかなくなった。
でも負けているわけにはいかない。
今日は朝から松本さん(おとうちゃん)とポスター貼りにまわった。
そんなに大量の枚数ではないけれど、とりあえず手持ちの分はすべて貼った。
場所によっては3党のポスターがひしめき合い
さながらポスター激戦区の様相を呈している。
次は音とビラで他党を圧倒できるようがんばろうと思う。
子どもは親を映す鏡だと思うし、家庭をのぞかせる窓でもあると思う。
子どもの前で何気なく話している大人の会話を子どもは悪気なく他人の前で話す。
よその子の何気ない言葉に親の本心を知ることもあるけれど、
逆に自分の子どもが外で子どもの前で話したことを話しているのだ思う。
不用意な発言をすべきでないとあらためて感じる。
罪の意識のない言葉ほど相手を深く傷つけてしまうものだから。
それは、さておき
祐二 誕生日おめでとう。
高校の帰りに保育所の送り迎えをした君も29歳になったのですね。
君が小学校5年生の頃に僕は家を出たので、それ以降の暮らしはあまりよく知りませんが
どんぐり共同保育所や鳥居保育所の頃はとにかくよく遊びましたね。
どこへ行くのもいっしょ。君に巨大ロボットの玩具を買ってあげたくて一生懸命バイトし
保育所の帰りにマクドナルドでアップルパイを買ったり、ミニカーを買ったり
消防署の前を通ってジプタ(ジープ型消防車)を見たりするのが楽しみでした。
そんな可愛くて仕方がなかった君も高校生の頃から僕の手を離れ
自分の世界をどんどん広げていきました。
突然聞いた結婚の意思、そして葛藤、離婚。
せっかくなった保育士の職も離れてしまい、今は大工を目指している君。
親でもなく、また普通の兄弟とも少し違う僕たちの関係。
僕も基本的には楽天的ですが、君のそれは度を越していると思えるくらい。
まわりの心配をよそに自分には明るい未来が待っていると信じて疑わない君。
でも世の中は因果応報、原因なしに結果はありません。
もう少し地道な努力と生活を確立してほしいと思います。
それが20代最後の1年を迎える君に贈る兄からの言葉です。
Happy Birthday to 祐♪