中辺路中学校の卒業証書授与式に出席しました。
今年の卒業生は男子8名、女子8名の16名でした。
少ない卒業生ではありましたが、保護者への花束プレゼントをしたり
教職員に色紙をプレゼントしたりとなかなか演出のうまい卒業生でした。
卒業生の倍いる在校生の贈る歌の声はあまり聞こえませんでしたが
卒業生の歌った「ありがとう」という曲はとてもよく聞こえました。
送辞からも偲ばれましたが卒業生は名実ともに学校の中心的存在だったようです。
この子達の後を継いで2年生が新しい中辺路中学校の次代を築いていってくれることを
心から期待して止みません。
式終了後、会派室で質問に向けて資料の整理をしました。
初回の質問の原稿を書いて答弁を担当する部署に渡しました。
職員と僕との間には一般質問に対する考え方の相違があります。
ある部長は「初回から質問してほしい」と言いますが、僕は初回の質問は
当局の現状に対する認識を聞くものだと考えています。
その現状に対して当局が問題意識を持っているのかいないのかが重要です。
問題意識がなければ改善されることはありませんから再質問で問題点の指摘と
改善への提案へとつながっていくというのが僕の考える質問の組み立てです。
今回の質問は大きく3項目ですが「高齢者(公営)住宅でのペットの飼育を認めてはどうか
というもので初回から問題提起をしています。
2つ目の質問は住民の利便性向上のため総合窓口を実施してはどうかというもので
これも最初から問題提起をおこなっています。
3点目は全国一斉学力テストについて、弊害と実害が多く今年度の実施を中止すべき
というものでこれも最初から質問の主旨は明確です。
いつでもこの程度の主旨は明確だと思うのですが、再質問で深く入り込まれることを
当局(部長)は快く思わないのでしょう。しかし僕は「再質問こそ真剣勝負」だと考えています。
事前に聞き取りをしての質問は提言としては意味のあることだと思いますが
それ以上でも以下でもありません。喩えて言うなら「殺陣」のようなものです。
でも議会は議員にとって真剣勝負の場だと思うので
打ち合わせなしの勝負こそ本分だと考えています。
どうしたら住民の声が当局の生身にまで届くか、斬り方を考える日々です。
午後2時から紀南病院の予算委員会に出席しました。
内容はあらためて。