文教民生委員会所管の予算審査第2日目は教育委員会関連の予算審査でした。
中学校のクラブ活動に関連して、生徒を教師が送迎する際の保障と責任について
質問しました。教員の自家用車を送迎に使用するときは一定額以上の賠償保険に
加入していることを条件に許可しているとのことでした。
ガソリン代などは規定に準じて支給するとのことでしたが、保険加入費用は当然
教職員の自己負担となります。
最近は担任や顧問になりたがらない先生が少なくないとも聞きます。
教職員自身の問題もあるでしょうが、過度の負担やプレッシャーを強要する
昨今のシステムや風潮にも大きな要因があるように思います。
高校通学補助については奨学金支給要件を満たす程度の所得制限をおこなっている
との答弁がありました。
奨学金の支給基準は県が定めているので市もそれに準じているとのことです。
しかし、県にならう必然性はなくその自治体の状況に応じて基準を定めればよいのですし
そうすることこそ必要です。なぜなら地方自治体なのですから。
予算枠を設けておきながら基準の厳しさから受給者が減少(抑制)し、
その実数にあわせて予算枠を縮小していくということを繰り返しています。
これでは補助しないために制度を縮小していっていると言われても仕方ありません。
制度創設の原点に立ち返ってほしいと思います。
予算審査が終わってから田辺第二小学校建て替え要望の請願について審査しました。
住民・関係者からの切実な要望であることは請願文書からも伝わりましたが
現地を委員会でしっかりと視察すること、市内全体の教育施設の建設年度などを検討し
優先順位についても検討をしたうえで請願に対する態度を決める必要があると指摘しました。
今議会中に意思決定できるように24日に現地視察を行い、26日の最終日に
委員長報告をできるよう段取りを進める予定です。
夜は少し早い3月の集金と遅れた2月の集金とをあわせてまわりました。
かなり暖かくなったので上着なしでトレーナーだけで大丈夫でした。