先日、新聞やテレビで報道された給食センターに納入されたミニトマトの産地偽装の件について、市議団として事情聴取と再発防止の申し入れのため、給食センターへ行きました。
事件は市内産として納入されたミニトマト1万個のうち半分の5千個が県外産だったというものです。
給食センターに納入している業者が仕入れた市場が偽装していたということで、この市場から仕入れられたものについては受け入れないという措置だそうですが、市の直接の取引業者ではないということでそれ以上の処分はないようです。
市内産と思って食べたものが県外産だったからと言ってお腹が痛くなるわけでも栄養価に極端な違いがあるわけでもないでしょう。
しかし、何事に関してもこのように信頼関係が成り立たなくなってきている現代社会に背筋が寒くなる思いがします。
誰もいない熊野古道に監視カメラがないのは、そんなものがなくても牛馬童子像が破損されたりはしないという信頼です。
でも今、確実にこの信頼関係は成立しなくなってきています。
とても悲しいことだと思います。
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