本宮行政局の元議場で開催されている文教厚生委員会の決算審査を傍聴しに行きました。
昨年は女性会や老人クラブにも案内し、多くの方々が傍聴に来られましたが感想で「難しかった」という声が多かったようです。
今年は団体等への呼びかけはおこなっていないとのことで、昨日は傍聴者がなかったようです。
僕は10時過ぎに行ったのですが傍聴席に傍聴者の影はなく、午前中に傍聴に来た住民は1名のみでした。
昨年のアンケートでは「来年以降も行政局での開催を望む」という声が多かったような気がしますが、いざ自分が「傍聴に行くか」と問われたらなかなか足が向かないようです。
継続するかどうかも含めて、わかりやすく聞いていて為になる委員会のあり方についても研究が必要です。
今日の委員会では成人式典費の審査で色々と意見が出されていました。
僕自身、この問題は以前から気になっていてずっと追跡調査をおこなってきたテーマでもあります。
合併直後の平成18年はそれぞれの旧自治体で式典が開催されましたが、19年から田辺市紀南文化会館での一括開催になりました。
僕は中辺路町のアットホームな成人式が好きだったので継続して開催すべきだと考えていましたが、当事者である新成人の声を聞くと「田辺でやると高校時代の友人にもたくさん会えて嬉しい」という声も少なくなく、一括開催やむなしと考えていました。
しかし、それでは満足できないという声も少なくなかったのでしょう。
今では中辺路町を除く旧3町村で地区独自の実行委員会形式による成人祝賀会がおこなわれるようになっています。
それ自体は自発的なもので大いに結構だと思うのですが、本宮町については一括開催の意味から考え直す必要があるのではないかとも思います。
前段の「高校時代の友人に会える」という条件は本宮町出身の多くの新成人には当てはまらないからです。
6月議会の一般質問のために本宮町の中学生の進学先を調べましたが、その結果田辺市内(西牟婁郡を含む)に進学している生徒はどちらかと言えば少数派だからです。
多くの中学生は十津川高校や新宮市内の高校へ進学しています。
そんな条件の中、遠い紀南文化会館まで式典に行っても高校時代の同窓生に会える数は多くありません。
だからこそ本宮町で実施されている8月の成人式に多くの新成人が参加しているのです。
こうした地域事情を考慮するならば、他地域の自主的な成人式とは一線を画して財政的な補助も検討されるべきではないかというのが僕の考えです。
委員外議員として発言しようかとも思いましたが、急遽議場に入って事務局を慌てさせるのも申し訳ないので今回は遠慮しました。
残念ながらそんな僕の思いを代弁してくれる委員はありませんでした。
午後は中学校の授業参観に行きました。
参観後の懇談会では修学旅行の行き先が議題になりました。
学校としては3泊4日で沖縄に行きたいと考えているとのことでした。
費用は8万円を超えますが「なかなか家族で沖縄へ連れて行ってやることも難しいので、ぜひ沖縄に行かせてやってほしい」と言いました。
僕自身は4回ほど沖縄へ行きましたがとてもいいところだと思います。
自然も平和についても考えるにも暮らすにも様々な面でいい県だと思います。
なんせ人口増加率トップの県ですから。
夜はインディアカに行って軽く動きました。
激しい動きはできないので、本当に軽く体を動かす程度にしました。
開けたドアから流れてくる風がとても冷たく感じられました。