今日は友歌の9歳の誕生日。
高校生となった佐涼は、ついてこなかったので4人で友歌のリクエストに応じて回転寿司を食べに行きました。
その車内での由女賀との会話。
ゆ「とうちゃんが中学生のときに祐二にいちゃん(弟)が生まれたんやろ。なんで、そんなにはなれて生んだん?」
五「はなしたんと違って、でけへんかったからはなれたんや」
ゆ「なんでできたん?」
五「それは交尾(SEX)をしたからやろ」
友「SEXて何?」
ゆ「お前は関係ないから入ってくるな。紗智子ねえちゃんも赤ちゃんできたっていうことは、そういうことをしたっていうことやろ?なんかいやや」
そんな話になったので、僕に弟ができる頃の我が家の話をしてやりました。
13歳はなれた僕の弟をおかあちゃんが身ごもったのは僕が小学6年生のとき。
小6といえば性的なことに対する関心も非常に高いときです。
クラスメイトから「ごいちのおとうとおかんがごいちの寝てる間にしたんやぞ」と言われていました。
僕はそれが嫌で、そのことを母親に言いました。
するとうちのおかあちゃんは軽く笑い飛ばして、こう言いました。
「アホやなぁ、みんなしてるんやで。ただ赤ちゃんがでけへんようにしてるだけ」
それを聞いた僕は翌日学校でいつものように僕を冷やかしてきたクラスメイトに言いました。
「みんなのとこもしてるらしいで」
それを聞いたクラスメイトはビックリ!
「ほんまか?おかあちゃんに聞いてみるわ」
その翌日「どうやった?」と聞くと「なんも言わんと叩かれた」とか「アホ!って怒られた」とかいう返事でした。
でもその反応でクラスメイトたちは真実を嗅ぎ取ったようです。
それ以降、僕に対して何かを言ってくることはなくなりました。
そんな話を由女賀にしてやりました。
僕自身、性教育のあるべき姿について確信があるわけではありません。
ただ夫婦のあるがままの姿をしっかりとみてもらうことが何よりの教材になると思っています。
朝も腕枕をしている僕たちの姿を見ながら枕元を通っていきますが、それも生きた教材でしょう。