中辺路コミュニティセンターで「まちづくり講演会」が開催されたので聴講してきました。
講師は笑福亭松枝さんでテーマは「みんな違う顔、でも同じハート」でした。
落語や小話を交えながらの講演で退屈せずに90分が過ぎました。
人権に関する講演ということで自身の思いも含めて時には熱く語っておられました。
テーマとは直接関係のない話でしたが落語家の平均寿命が大変短いというのは驚きの事実でした。
この間に亡くなられた落語家21人の平均が59.5歳というのですから衝撃です。
全国に落語家(噺家)といわれる人が660名いるそうですが絶滅危惧種のヤンバルクイナより少ないということと考え合わせてもまさしく落語家も絶滅危惧職かも知れません。
今日は共催団体が多かったこともあり会場の大会議室は大入り満員でした。
そんな聴衆の前で反応を見ながら退屈させず、しかも内容のある話をしなくてはならないのですからかなりの心労でしょう。
しかも落語家というのは基本的に場の空気を読める神経の細やかさを持った人だからなおさらでしょう。
僕が大好きだった桂枝雀さんも若くしてこの世を去られてしまいました。
そんなことを考えながら聞いていると演台で苦労して話されている松枝さんにエールを送らずにはおれませんでした。
明日は古紙回収の日です。
大量にたまった新聞の山を必死で読み、必要な記事はスクラップ用に切り抜きました。
なかなか大変な作業ですがこうした期日のおかげで作業が進むという現実も否定できません。
自律的に計画的にというのはいくつになっても難しいものです。