田辺市には地震などの災害時に孤立する可能性のある集落が多数あります。
そうした集落は携帯電話の通信圏外だったり、ちょっとした落石で交通が寸断されたり、運転免許(自家用車)を持っている人が少なかったりと常日頃から日常生活にも大変な苦労があります。
ましてや大規模災害時には救援の手も遅れるのでは危惧されます。
実際に中越地震の時にマスコミは当初長岡市の映像ばかりを流しました。
被害の規模は山間地の川口町や小千谷市の方がひどかったけれどマスコミがそこへ行けなかったためです。
このように日常生活に障害の多い地域は災害時にもそのマイナス側面が顕著ですが、そのマイナス面を少しでもカバーしようと様々な手立てがとられています。
そのひとつとして今日おこなわれたのが孤立集落の移動無線機による緊急通信訓練と防災ヘリによる要救助者搬出訓練です。
市内各地の孤立が想定される集落で通信訓練がおこなわれましたが、僕はとりわけ僻地である三川のおおとう山遊館の訓練の様子を視察しました。
せっかく三川まで行ったのでスケッチをしてきました。
今朝もよく冷えました。
10時前に三川に着いたときには風もなく湖面が鏡のように山を映していました。
上の写真、なんか変でしょ?
何が変なのかわかりますか?
実は天地が逆なのです。
正しくは下の写真のように見えていました。
夕方は家の大量の書類を整理しました。
子どもたちの学校の学級通信や家族新聞、各種団体の会議の資料などを整理・廃棄しました。
どんどん増える紙の量に対応するのも一苦労です。