今日は一日中、車で白浜町をぐるっと周遊(?)しました。
円月島やホテル川久を横目に見ながら海岸沿いを走ったり、アドベンチャーワールドを見上げながら坂を上ったり、狭い路地を溝にはまりそうになったりしながら走ったりしました。
さすがリゾート地で別荘には多府県ナンバーの車が停まっていました。
でも、不景気のため「売土地」や「売物件」の立て看板も多く、手入れされないままのお屋敷も数多くありました。
商業地でない中辺路では自動車で走るだけでは景気の悪さが伝わってくる景色は少ないですが、景気に大きく影響を受ける白浜では、深刻な不況が町並みに表れていて心が傷みました。
ここ最近、議会改革に関する書物をよく読んでいます。
その中で期待される議会の役割について考えることが増えました。
これまでは当局のチェック機能ということがよく言われました。
でも、これからはそれだけでは不充分だと考えるようになりました。
議会も独自に政策立案をおこなえるだけの力をつけていかなければならない。
でなければ真に住民の期待に応える町づくりはできないと思うようになりました。
白浜町の状況を見ていればまさしく議会がしっかりしなければいけないというのは理想では済まないことだと実感します。
新たに選出される議会の責任は大変重いものになるでしょう。
そして、それは他人事ではなく田辺市議会にも言えるものだと思います。
その期待に応えられるようがんばらなくっちゃと春の気配を感じながら思いました。