今朝は「FM TANABE」の出演順番の日。
今日のパーソナリティーは前回と同じ庄司智子さんでした。
今日は「田舎暮らしのすすめ」についてお話をしました。
まずそもそも、なぜ大阪出身の僕が田舎に移住したのかという話。
病院の小児科で医療事務をしながら見た多くのアレルギーに苦しむ子ども達。
卵を食べたら皮膚がただれたようになった子どもやアレルギーがひどくてお米を食べても反応が出るという子は稗や粟を食べていると言っていました。
卵なんて人類が昔から食べてきたものなのにどうして?
人間の体が変わったのか、それとも卵の方が変わってしまったのか?
僕の結論は後者でした。
自分自身がアレルギー体質なので子どもには安全なものを食べさせてやらないときっとアレルギーになるだろう。
安全な食品はお金をかけたら手に入るかもしれないけれど本当に安全という保障はない。
それなら自分で作るのが一番確実で手っ取り早い。
それが僕が農業をしようと思ったキッカケでした。
その後、脱サラして新規就農することになるわけですが、田舎に住んでみての実感は子育てには最高の環境だということです。
都会なら朝、子どもが「行ってきます」と言って出て行ったら帰ってくるまで「無事に帰ってくるか」と心配しなくてはなりません。
でも田舎は子どもがお菓子を持って帰ってきて「誰にもらった?」と聞いても「おばちゃん」としか答えられなくても「知らない人からもらったものは危ないから食べてはいけません」というようなことはありません。
それどころか地域全体で子どものことを見守ってくれています。
虫や動植物など都会では感じることのない生命の営みを間近に見ることも出来ます。
クラスメイトの数が少ないという短所はありますが、幼少期を田舎で過ごすことはそれ以上に得るものが多いと思います。
また子育て時期の人だけでなく、定年を迎えた方々のセカンドライフの場所としても田舎は適しているようです。
実際僕の住んでいる温川には定年後(もしくは定年間際)に移住してきた方が多数いらっしゃいます。
若い人にもまたリタイヤした人にも田舎は素晴らしい環境を提供してくれます。
ぜひみなさんも田舎へ移り住んで来ませんか?
ご希望の方はお知らせいただければ協力にバックアップしますので。
午後は大塔行政局でおこなわれた総務企画委員会の決算審査を見に行きました。
総務関係の審査は事業数がそれほど多くないので時間もあまりかかりません。
今日は3時頃には終わりましたし、明日も午後からです。
しかし、本質的な議論はある意味すべて総務委員会にかかっているとも言えます。
歳入のこと、公債費のことなど財政運営全般を議論するのは総務企画委員会だからです。
残念ながら今日傍聴した限りでは「知らないから聞く」質問が多かったですが、明日は本質的な質疑がおこなわれることを期待しています。
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