昨日からしっかりとした雨が降り続いていましたが、とりあえず由女賀は学校に6時集合ということで今朝も5時前に起きて友達との乗り合わせ場所まで送って行きました。
もちろん家に帰ってから二度寝したことは言うまでもありません。
午後は中辺路コミュニティセンターで女性会主催の「東日本大震災から考える暮らしと防災」という講演会に参加しました。
講師は自身も宮城県に炊き出しのボランティアとして行っていたLさん。
防災についての考え方から原発、「安全」と「安心」の違い、日本は資源大国など様々な切り口からお話をされました。
天気の悪い中でしたが多くの女性会会員が参加していました。
講演のあとはいくつかのグループに分かれてのディスカッション。
日頃こうした社会問題を真正面から討議(?)する機会の少ない方も真剣に意見交換をしていました。
講演の中で「安心の裏付けを自ら知る努力をしてほしい。でないと安全と言われていた原発が安心できないものだったというようなことになる」と言われていましたがその言葉が心に残りました。
今日の参加者はインターネットも使わない、テレビが最大の情報源という方が大半でしょう。
そうした時に正しい情報や比較検討する情報をどこから得るかという問題があります。
Lさんは「地域に多くの情報を持った方がいらっしゃるでしょう。そうした方々から聞くという方法もあります」と言われました。
確かに地域には原発に関心のある方、食の安全に詳しい方、平和にこだわっている方など多くの方がいらっしゃいます。
しかし、それらの方々がその知識に対する正当な評価を受けているかというと疑問です。
当然、僕に対しても共産党というだけで色めがねで見て接してくる人も少なくありません。
これらの人が必ずしも正しい情報を持っているとは言いませんが、少なくともテレビと違う主張をするので比較する材料にはなると思います。
でも残念ながらこれらの人の話を聞こうとする取り組みはあまり見当たりません。
そんな中でマスコミの情報操作はいつも国民の不利益を覆い隠し、財界などの都合よい方向にと世論を形成していくのです。
何が事実で、何が真実なのか?
いつの時代もそれを追求するのは大変なことですが、それを追求しようとする人そのものが減ってきていることが何よりも重大なことなのでしょう。
Lさんの言葉はそのことに対する警鐘だったような気がします。
由女賀は結局雨で試合もせずに帰ってきましたが連続した早起きのせいで眠気でダウン。
そんな由女賀を家において、佐涼を誘って4人で買い物、食事に行きました。
明日から6月議会。
しっかり食べてエネルギーを蓄えてきました。
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