早朝(?)4時に大阪を出てウメさんとエッちゃんが来てくれました。
我が家で合流していっしょに熊野川町に行きました。
本宮町もボランティアを必要としています。
しかし、被害の大きさと復旧の遅さ、状況の深刻さを総合的に考えると緊急度の高さは熊野川町の方が勝っているとの判断からです。
実際に行ってみるとその判断に間違いがないことをあらためて痛感します。
浸水被害から早くも3週間が過ぎようというのにまだ泥出しにすら着手できていない家も残されています。
合併により中心的昨日が新宮市に移行した熊野川町ですが、国道168号線の寸断によって市内中心部からの移動や連携が非常に困難になっています。
(ん?これって国道311号の寸断によって市街地から行きにくくなった本宮町に酷似していますよね)
近頃ようやく新宮市からの派遣を含めて、直接熊野川町に入るボランティアも増加傾向のようですが、絶対的に数が不足しています。
正直言って状況的には1週間前の本宮町よりも悪いと言えるでしょう。
それでもなんとか状況を前に進めたいと思います。
今日は上富田町や田辺市の党組織も複数熊野川町入りし、奮闘していました。
僕たちは大阪から持ってきてくれた生野菜を被災したご家庭に届けて帰ってきました。
熊野川町では川沿いにあったAコープが浸水被害を受け、最寄の商店が本宮町三里のAコープとなっています。
しかし、ここでは早い時間帯に行かなければ希望の商品が手に入らないという話をお聞きしました。
次に近いのは近露のAコープだそうで買い物に非常な困難を伴っていることが窺い知れます。
1日も早い商店の再開は死活問題のようです。
帰宅後はさよちゃんの手料理で慰労しました。
盛り上がりすぎてエッちゃんはさよちゃんと爆睡(酔?)してしまい、ウメさんだけが車で帰りました。
慣れない道路の上に狭隘な迂回路なので少し心配ですが、無事に帰ってくれることを祈っています。
大阪にいた頃からウメさんは僕のことをよく慕ってくれて遊びに来ていましたが、42歳になった今もその感情は変わらないようです。
それはありがたいことですが何分にも加齢による疲労が心配です。
今後はもう少し無理のない日程でゆっくりと尋ねて来てくれたらと思います。
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