10時から総務企画委員会があり、補正予算案の審査をしました。
審査は全体としてスムーズに進み、11時過ぎには終了しました。
ただ、質疑の中で気になったのはで消防団用デジタル無線機購入のところでした。
無線そのものに対する知識があまりない議員と日常的に無線を使用している消防職員とのやりとりはどちらも不充分なものでした。
本当に初歩的な質問や提案をする議員に対し、基本的なことを理解しているという前提で説明する職員との間で交わされる質疑はどこまで行っても噛み合わず、ロスの多いものでした。
最初から無線交信のイロハや消防無線の実際についての説明をして、その後に議案の説明をした方が却ってすんなり理解されたかも知れません。
「急がば回れ」という感じがした今日の質疑でした。
午後は質問準備のための資料集め。
具体的な数字が明らかになればなるほど数字が事実を物語ります。
この数字が訴える事実を今度は僕が代わってみんなに伝えなければなりません。
今日も相談者から厳しい指摘を受けました。
「いくら自分が正しいことを主張していても同調者(賛成者)を組織できていなければそれは充分とは言えない。」
非常に手厳しい指摘ですが、まさにその通りです。
多数決が最優先される議会で住民の利益を守ろうとすれば多数を組織しなければならないのは厳然たる事実です。
正しいことを主張さえすればいい、ではなく、その指摘が現実を動かせるようにしっかりと世論形成をする努力にも力を傾けていかなければとあらためて思います。
夕方はサスケをアルバイトに送って行き、仕事している間ユメカと映画を見て時間を過ごしました。
友人が観に行ってよかったと言っていた「三丁目の夕日」を観に行こうと思いましたが、すでに上映時間が終わっていました。
時間的にあう作品は「山本五十六」と「TIME」、「麒麟の翼」でした。
山本五十六はあり得ませんでしたが、少し迷って「TIME」にしました。
字幕に少し抵抗のあった由女賀も「字幕もけっこういけるな」と言っていました。
内容的には感動するほどではありませんでしたが、面白い設定で少し考えさせられるところもありました。
佐涼のお迎えにちょうどの時間になったと思って行きましたが、お店が混雑していたようで1時間以上待たされました。
僕はちょうど相談の電話がかかってきたのでゆっくりとお話をうかがうことが出来て好都合ではありましたが。
帰りの途中でも相談者のお宅に立ち寄ったので、帰宅は11時を過ぎていました。
でも、対応に少しヒントをもらって新たな策が浮かびました。
どこまでのものになるかはわかりませんが「当たって砕けろ」で取り組んでみることにします。
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