選挙まで3ヵ月を切り、スケジュールもタイトなものになってきました。
日頃はあまり気にならない市役所までの距離も少し遠く感じます。
なので市役所に行ったらまとめて仕事をしてこようと思ってしまいます。
今日はこちら(4町村)での日程が入っていなかったので思い切って田辺へ行きました。
まずは市民総合センターの教育委員会へ行き、教育長と懇談をしました。
月曜日に電話で申し入れていたスクールバスの安全運行について面談で申し入れをおこないました。
昨年4月から大塔地区を除く3町村でスクールバスの委託業者が変更になりましたが、この10ヵ月足らずでその3町村それぞれで事故やトラブルが発生しています。
しかも龍神村では4回も事故が発生しています。
(ちなみに以前の3年間では1回のみです。)
このまま放置して重大事故が発生してしまったら取り返しのつかないことになります。
原因の徹底究明と再発防止に万全を尽くすよう求めました。
その後は市役所に行き、市議会での一般質問のまとめをしました。
僕は選挙は議員にとって通知簿をもらうようなものだと思います。
現職は4年間の活動に対しての評価として投票をしてもらい、新人は今後4年間への期待で投票をしてもらうのです。
間違っても「お願い」で当選させてもらうべきものではないし、有権者も当選させるべきではないと思います。
必要な選択基準はこれからの4年間、自分の暮らしや願いを託すことができるかどうかです。
ただ残念なことに4年間の活動はほとんど知られていないし、地元だからという理由だけで投票する有権者も少なくないのが現実です。
ある意味そうした無責任な投票行動をしておいて「議会は自分たちの願いに応えない」とか「市民の感覚を理解していない」という批判をされる方がいますが、そんな議員を選出したのは一体誰なのかと思わず言いたくなります。
議員はすべて投票によって選出された人であり、そこには投票した有権者が必ず存在します。
今回の選挙には多くの新人の立候補があるようですが、これは現職議員に対する厳しい批判のあらわれでしょう。
そのことは現職議員は強く受け止める必要があると思います。
しかし「新人だからよい」ということにもなりません。
しっかりと見極め、自分の思いを託せる候補者を選んでほしいと思いますし、選んでからもしっかりとその活動を監視してほしいと思います。
市民のためにしっかりと働く議会を作るのは議員だけの仕事ではありません。
政治は有権者のレベルを映し出す鏡です。
有権者の意識が高まれば議員の質も高くなるし、有権者が放置すれば議員は好き放題になります。
市議選には公報がありませんが、なんとか有権者が判断の基準となる情報提供ができたらいいなと思います。
にほんブログ村