お昼に昨日の友人の件で情報収集してくれた友人から電話がありました。
やはり病気などではありませんでした。
いっしょに過ごした時間が遠い昔のように思い出されます。
夜は亡くなった友人のお母さんから電話をもらいました。
「親より先に死ぬのは一番の親不孝」という言葉を噛み締めながら聞きました。
以前から由女賀が映画「そして父になる」を観に行きたいと言っていたのですが、なかなか行く機会が作れませんでした。
もう上映も終わったのかなと思っていましたが、昨夜上映スケジュールを確認したらまだやってたので由女賀を誘って観に行くことにしました。
映画の内容は子どもが6歳になったときに病院から取り違えがあったという連絡を受けた2組の親子の物語です。
血は繋がっていなくてもそれまでの6年という歳月の重みと本当に自分たちの遺伝子を受け継いだ子どものどちらを取るかという葛藤。
もし自分の子がそうだったら自分はどうするだろう。
以前からよく考えていたテーマです。
僕はやはりそれまでの時間を共有した人間との関係を重視するだろうなと思います。
血(遺伝子)を残したいという思いはわからないではありませんが、僕は血より関係を大切にしたい。
子どもクラブなどで関わる子どもたちはある意味すべて自分の子どもと同じように考えています。
だからどの子どもにも幸せになってほしいと思います。
そのために自分が出来ることはしてあげたいと思うし、不幸な境遇にある子をみるとそれが運命だとはいえ、心が痛みます。
子どもは親や境遇を選ぶことはできません。
そんな中で非常に難しいことだけれど不幸の連鎖は断ち切ってほしいと願っています。
普通の幸せな生活もなかなかままならず、いったん不遇な境遇に落ち込むとそこから抜け出すことは非常に困難な今の社会をなんとかして少しでも人に優しい社会にしたい。
たかがちっぽけな存在の自分にそんな大きな力があるわけじゃないのはわかっているからこそ、同じ思いを共有できる人たちの結集を図りたい。
映画を観たあとで色々と考えさせられる作品でした。
夜は昨年末からいっしょに走ろうと誘われていたIさんと走りました。
特に体育会系ではないのですが、山仕事を生業にしているだけあってスローペースの40分間走も無難についてきていました。
とりあえず週に1回のペースで走る予定ですがいつまで続くでしょうか。
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