朝、目を覚ますと雨だれの音。
窓を開けてみると確かにポタポタと屋根からしずくが落ちてきています。
天気予報では曇でお昼前に少し雨が降るといっていましたが、未明からすでにしっかりと降ったようです。
それでもそのうち止むだろうと思いながら、友歌を中学校に送り、僕はそのまま会場の近野小学校に向かいました。
(真砂市長は強力な「雨男」です)↓
今日は熊野古道近野山間マラソンの第40回大会です。
近年のランニングブームとエントリーが無料であること、表彰の分類が細かく12の部門で3位までに記念品が贈られることもあって申込数は増えてきているようです。
しかし、今日はあいにくの天候で申し込みをしても来なかった人がたくさんいたようです。
僕は受付を手伝っていたのですが、受付を締め切った時点で多くのゼッケンが残されていました。
有料だったら無理してでも来るのかななどと考えてしまいます。
今のところ有料化の話はありませんが、検討課題であることは間違いなさそうです。
種目は小学校低学年の2kmからスタートしたのですが、スタート直後にみぞれになり、ゴールしてくる子どもたちはビチョビチョで顔も手も真っ赤っかです。
泣きながら走ってくる子もいて、ゴール付近はまるで3.11直後の避難所のような状況でした。
その後も晴れとあられ、みぞれなど天候はめまぐるしく変わりましたが、僕がエントリーした10kmが始まる頃には気温が下がったおかげであられになり濡れることはありませんでした。
例年は5kmにエントリーし、30分を切ることにこだわって走ってきました。
昨年は29分30秒でかろうじて30分を切りました。
今年は10kmなので60分を目標に走りましたが、やはりコースの半分が上り坂という条件なので残念ながら目標は達成できませんでした。
記録は65分17秒でしたが、まずまずの成績だと思います。
夜は友歌と二人で龍神温泉に行きました。
山間マラソンが終わった時に入りたかったのですが着替えも持って行っていなかったので、あらためて夜に出かけました。
久しぶりに行きましたが、やはりお湯の質がよくて気持ちよかったです。
そこで驚きの行動を目にしました。
ポリタンクを持ってきてお湯を汲んでいるのです。
持って帰ろうとしていたようで職員さんから注意されていました。
「え?売ってるの?お金いるの?かけ流しやからタダやと思った。」と言っていましたが、かけ流しでも施設の維持管理にはお金がかかっているし、タダというわけはないと思うのですが。
職員さんの話によるとシャンプーを容器に詰めて帰る人や備品の洗面器やゴミ箱、ドライヤーを持ち帰る人、ひどい時はシャワーヘッドまでなくなるとのこと。
なんとも悲しい時代になったものだと思います。
せっかくいいお湯であたたまった心が少し冷たくなってしまった出来事でした。
にほんブログ村