本格的な入院生活2日目。
主訴であった腹痛はほぼ消失しました。
しかし、慣れないベッドで寝たおかげで腰痛になりました。
明け方は腰が痛くて何度も寝返りをしましたが、極めつけは起きてからでした。
胃カメラに行くために靴下を履こうとベッドに腰かけて前かがみになろうとしたら腰に激痛が走りました。
とても痛くて腰を前に曲げることができません。
ギックリ腰になったことはないのですが、きっとこんな痛みなんだろうなと思いました。
ただギックリ腰と違うのは曲げる動作以外は痛みがないことです。
仕方がないので膝の方を曲げてなんとか靴下を履いて胃カメラの部屋へ行きました。
これまでに何度か胃カメラを飲んでいるのであまり緊張はありませんでした。
喉を痺れさせるゼリーを口に含み、ベッドに横たわり、ファイバースコープを噛みちぎらないようにマウスピースをくわえ、看護師さんが点滴に薬剤を注入しました。
そこで記憶が途絶えています。
気付いた時は口からカメラが抜かれていました。
なんだか拍子抜けするほど楽なカメラでした。
よだれを拭くために持っていったタオルは活躍の機会がありませんでした。
胃カメラが終わって異常がなければすぐにでも退院できるだろうと考えていましたが、なかなか主治医の先生が来てくれません。
「出来れば退院したいのですが」と先生に伝えてもらうとしばらくして研修医のU先生が来てくれました。
「今夜から食事を開始して様子をみましょう」というまさかのお言葉。
すなわちもう一泊ということです。
反論するわけにもいかずイケメン先生に「はい、わかりました」と返事をした僕でした。
そして本日、入院して初めての食事。
おいしくいただきました。
今日は娘がお見舞いに来てくれました。
退屈を持て余すほどではありませんが、こうして来てくれると嬉しいものです。
もう明日の予定はキャンセルしたし、今週は特に予定は入っていません。
こうなればもう2・3日入院してもいいかななんて思ったりもしています。
ただ腰が痛いのさえなんとかなれば、ですが。
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