とりあえず点滴をして翌朝の外来診療を待つ間だけの入院のつもりがかなり長い入院になってしまいました。
でも、何か重大な病気が発見されたというわけではありません。
どちらかというと先日の腹痛の原因が特定されないので経過観察のため入院しているという状況です。
昨夜遅くに持続点滴からも解放され、食事は普通に取れるし、服薬はないというまるで普通の生活。
違うところはというと病室のベッドの上で1日の大半を過ごしているということくらいでしょうか。
こうしてみると人間は2畳分のスペースさえあれば生きていけるんだなと思います。
午前中にいつものように研修医のU先生が来てくれましたが、そこで
ショッキングなお話が。
なんと
「食事をしてみて異常がないか様子を見て、何もなければ土曜か日曜くらいに退院しましょうか?」と言うのです。
すなわち明日金曜日の退院は考慮しない?
「ええっ?!」という感じでしたが、まったく想定外の説明に小心者の僕は「あ、は、はい。」というのが精一杯でした。
想定外に長くなった入院生活で着替えも足りなくなってきたので思い切って午後に外出を申し出て、許可をもらいました。
久しぶりの運転は少しフラッとするような感覚がありましたが、あまりに長時間ベッドの上で過ごしていたせいでしょうか。
すぐにその感覚もなくなり、小松原の自宅に着くと駆け足で必要な物品をカバンに詰めて家を出発しました。
次に向かったのは市役所です。
来週は決算審査があるのでせっかくの時間に決算の予習をしておくべく決算書などの資料を取りに行きました。
人と会うときっと「もう退院した?」と聞かれるだろうと思ったので極力誰とも目を合わさないよう足早に車に戻りました。
まさしく駆け足の3時間の外出で用事を済ませ、6時の夕食には間に合うように病室に戻りました。
もうこうなったら腹をくくって過ごすしかありません。
家に帰った時に勉強用の本も数冊持ってきたので土曜日までしっかり勉強に集中して過ごすことにします。
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