議員になって以降初めて盆野球大会の来賓で開会式に出席した。
これまで一度も出席したことがなかったけれど
今回は地元選出の議員が3名しかいないので
比率として責任が大きいかと思い出席した。
聞くところによると選挙前の盆野球には多くの議員が出席していたらしい。
今日の来賓は、市長と僕と田中議員のみだったけれど
こうして来賓として並ぶことで選挙に効果があると考える
その心理にはどうも理解できないと感じた。
盆野球大会は基本的にお盆で帰省してきた人たちを中心にチームを組むので
ここの議員にとって有権者でない人が多い。
また8時から開会式があるけれど、その後に抽選するので
試合開始時間に合わせてグラウンド入りする人も多く
開会式に整列している人は、そう多くはない。
いずれにせよ双方にとって有益でない来賓は省略してはと思う。
「来てもらって嬉しかった」という声があったら
また来年も行くようにしようと思うけれど、
そうでなかったら来年以降はやっぱり行かずにおこうかなと思っている。
開会式に出席したあと、由女賀とキャッチボールをするために
小学校の運動場に行ったら、ちょうど昨夜の盆踊りで使用した
テントの片付けをしていたので手伝った。
片付け終了後、由女賀と1時間ほどノックやキャッチボールをして汗を流した。
正午には市の放送にあわせ、戦没者に哀悼の意を込めて黙祷をした。
多くのテレビ番組で終戦記念の特集をしている。
誰もが戦争反対だと思い、平和が続くことを願っている。
しかし、確実にきな臭い時代に変わりつつある。
戦争しない国でい続けるためにどんな行動が必要なのか?
ほっておいても平和は維持できるなんてことは絶対にない。
でも、そのことを意識している国民は少ない。
午後は集金しながらポスターを貼ってまわった。
以前は国道沿いに何枚ものポスターを掲示し、国道311号を通る有権者に
大きくアピールしていたけれど、選挙終了後
「一旦すべてのポスターを撤去」するよう指示が出て、すべてのポスターをはがした。
今回渡されたポスターの枚数は少なく町の空気を変えるほどの数はない。
しかし、この町を通過する支持者が励まされればと思い
国道のなるべく目立つところに数枚のポスターを貼りだした。
ポスターに関して思うのだけれど
どうしていつも志位さんの顔写真なのだろう?
たしかに党首だし、悪いイメージではないけれど
もう少し工夫があってもいいのではないかと思う。
一般の有権者はどんなふうに感じているのだろうか。
夜、佐賀から電話がかかってきた。
「あんまり電話させないので悪いと思って」と気をつかって義母が
かけてきてくれたのだが当の本人たちは、なぜ電話したのかも理解しておらず
「とうちゃん、どうしたん?」と聞いてくる。
問いかけてみたけれど、まったく淋しくはないようである。
今日は、じいちゃんばあちゃんと吉野ヶ里に行ってきたらしい。
これだけ馴染んでいるなら来年以降も友歌は行くというだろう。
佐涼は来年中学1年生、いったいどうするつもりだろうか?
まだおそらくそんな先のことは考えていないだろうけど・・・。