早朝に電話の呼び出し音で目を覚ます。
教頭先生の声で「今日の奉仕作業は小雨決行なので行ないます」との連絡。
今日は小学校の勤労体験学習で草刈りや溝掃除、ペンキ塗りなど
子どもと保護者が女性会や地区住民の協力を得て
学校施設の清掃作業を行なう日だ。
外を見ると、かすかに雨が降っていたけれど
わずかに青空ものぞいていたのでなんとかやれるだろうと
家族揃って小学校へ向かった。
僕の担当は例年通り「草刈り」で6年連続。
いつもはフェンスの外回りを刈るのだけれど
今年は運動場を優先して刈った。
途中、雨が強くなり開始1時間もしないうちに休憩
その後、作業を再開したけれどまた雨が強くなり
予定を切り上げ早めに終了の合図があった。
それでも学生さんたちが数多く手伝ってくれたのと
雨で草の根が緩んでいたので、運動場の草はかなりきれいに引かれた。
作業終了後、学生さんたちと子ども達の対面式&交流会。
学生さんたちというのは関西大学ユネスコ研究部のみなさん。
30名弱の青年が小学校を会場にキャンプに来ていて
子ども達と交流してくれている。
部の名前について聞いたけれど、現在の活動はボランティアがメインで
ユネスコ関連の活動は皆無のようだ。
設立時にはなんらかの研究活動も行なっていたのかも知れないということだった。
それで「どうして子ども達と」という謎が解けた気がした。
18~21歳の彼らは非常に礼儀正しく、
いわゆる「お利口さん」というタイプのような印象だった。
俺が二十歳の頃って、どんなふうに見えていたんだろう?
あんなに真面目だったのかな?いや、もっと真面目だったかもしれない。
なんだか遠い昔をふっと思い浮かべてしまった彼らとの出会いだった。
今日の少年野球は結局、雨のため中止になったらしい。
けれど来週もうちの子ども達は剣道の級位審査のため、野球はお休み。
とにかく秋は行事が多い。その上に選挙があって何が何やら・・・。
こういうのを「盆と選挙がいっしょにきたような忙しさ」というのだろう。