8月15日は、終戦記念日ですが、中辺路町では毎年恒例の盆野球の日でもあります。
毎年参加チームが減ってきて今年はなんとか4チームをかき集めたようですが、残念ながら昨夜からの雨で中止になってしまいました。
なので、ゆっくり寝れると思った矢先にカオリちゃんから電話がかかってきました。
「体育館を借りてバレーボールをするので次男を連れてきてほしい」とのことです。
せっかくなので僕も動ける格好で体育館に送って行き、2セットだけバレーボールをしました。
ついでに持って行ったバドミントンで熊野高校バドミントン部OBのSくんに少し相手をしてもらいましたが、やはり彼のスマッシュは早くてラケットに当てるのがやっとでした。
午後は、弟を紀伊田辺駅まで送って行く途中、職場にお土産を買うというので紀菜柑(きさいかん)に寄りました。
弟は、梅干しやドライフルーツなど特産品を買っていました。
市役所に行って、作業をしようとしたのですが高校のPTA関係のことで対応しなければならない案件に手間取り、作業はまったくできませんでした。
夕方6時からは、市職労の3役と市議団とで懇談をしました。
自分たちが外部から見て感じている問題意識と当事者である職員が持っている意識に隔たりがあるのかないのか。
またどんなことを感じながら職務の遂行にあたっているのかなど率直な意見を聞かせてもらおうと企画したもので、その思いに応えてくれて懇談が実現しました。
僕がもっとも強く持っている危機感は、「市政と市民の乖離」です。
公務員バッシングの風潮の中で、「ミスをしてはならない」という極度の緊張を強いられながら多くの職員は業務を遂行しています。
しかし、そんな中で立て続けに職員の不祥事が発生しています。
普通なら多くの批判や叱責の声が市役所に届くはずです。
しかし、そうした不祥事が発生しても市役所への抗議の電話が鳴りやまないということはありません。
かかってきても数本で、0.1%にも満たない市民しか怒りの声をあげないのです。
業務に支障をきたすほどの抗議の電話が望ましいとは思っていません。
しかし、市民から叱られもしない行政とは、裏返して言えば「不正も許容される」「何も期待されていない」ということなのではないでしょうか。
親だって、子どもに期待するからこそ叱るのであり、指導者から叱られなくなった選手は期待を失っているのです。
今の田辺市は、そんな状況で「市民から見離されているのではないか」という思いを伝えました。
それは、市長だけの責任ではなく、議会も管理職も一般職員もみんなで力を合わせなければ回復できない信頼なのだと僕は思っています。
その危機感を共有できたかどうかはわかりませんが、協力できることについては協力しながら少しでも前に進みたいと思います。
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