JIAMでの研修2日目。
1時限目は、三菱総研の村上文洋さんによる「データ活用で変わる社会」という講義で、日進月歩で発展するICTやAI技術の現状と行政への活用をいかに進めていくかという基礎的なお話でした。
全体的には、参加者の年齢層が比較的高く「Amazon Go」などの動画では感嘆というより驚愕といった感じの反応が多かったです。
高齢化が急激に進み、行政にお金もないという説明のパワーポイントの中で、田辺市の通行止めとなっている橋の写真が映し出されたときは少し驚きました。
2時限目は、筑波大学大学院の久野譜也教授による「高齢化に対応したまちづくり」という講義で、いかに健康に無関心な層に働きかけるかという話でした。
ウォーカブル・シティやポピュレーション・アプローチ、エビデンス・ベースでインフルエンサーを養成してと、こちらも高齢な議員さんには少ししんどい講義だったのではないでしょうか。
ドイツなど欧米諸国の先進例を聞いていて、なぜ日本では実現できないのだろうと思い、政党への企業献金を調べてみたらドイツやフランスでは原則的に個人献金だと書いていて納得でした。
日本には優秀な官僚がいますが、政治が企業によって買われているため真に国民のための政治がおこなわれていません。
常々思うことですが、日本で企業献金を禁止したらもっと素晴らしく多数の国民が生きやすい国になることは間違いありません。
これは、思想などではなく真理だと考えています。
企業からお金をもらって企業のためでなく国民のための政治なんて実行できるはずなどないのですから。
帰りに昼食のために京都駅で途中下車。
偶然「いわさきちひろ展」を開催していたので観てきました。
生い立ちから日本共産党への入党、母として、活動家として、作家としての「いわさきちひろ」を知り、絵をみると一段とその深さが伝わって、絵の中の子どもたちが訴えかけてくるようでした。
いわさきちひろの絵が好きだという人は多いと思いますが、彼女がなぜ日本共産党に入党しようと思い、どんな思いであの絵を描き続けたのかという背景にもぜひ触れてもらいたいと思います。
やはり、人間性というものは容姿などの外見やその人が生み出す作品にも色濃く表れるものですから。
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