先週の金曜日は、県立高校の卒業式でした。
うちの次男も無事に卒業したのですが、4月から専攻科に進むことになり、今日からそのための先取り授業が始まっています。
午前中だけですが、今月20日まで入試関連の日以外は毎日学校へ行くことになります。
しかも、制服はそのままなので実質的には卒業したという実感もありません。
今朝は、次男を学校まで送って行き、そのまま市役所に行って一般質問の資料作成などの準備をしました。
今回の質問は3項目で、1項目は不適切な会計事務について取り上げます。
行政の会計は、家計簿のように入ってきた金額(収入済額)と出ていった金額(支出済額)だけではなく、入ってくるべき予定の金額(調定額)やもう請求できなくなった金額(不納欠損額)に次年度以降に請求すべき金額(収入未済額)なども記載されています。
この入ってくるべき金額を確定しないとどれくらいの割合で集金できているのかがわからないうえ、翌年度以降にどれだけ集めなければならないのかが不明確になります。
当然こういった作業は適正におこなわれているべきなのですが、それが複数の部署で曖昧におこなわれている(または、おこなわれていた)のが田辺市の会計事務の実状です。
公平性の確保の観点からも請求すべきものを請求しないということが職員の怠慢によって発生しているということはあってはならないことですが、残念ながらそれが今回の僕の調査で明らかになりました。
こうしたことがあるのはわかっていたので行政自らが調査して発表するようにと3月議会で促したのですが、「そうした事実はないものと認識している」と調査を否定したので僕が調査して指摘することになりました。
「調査します」といって、こっそり「目星はついていますか?」と聞きに来てくれたらヒントを教えたのに、残念です。
でも、どこかのタイミングで徹底的な調査と再発防止のための根本的な対策を取らなければならないことは明らかなので、今回の質問をその端緒にできればと思います。
午後は、党田辺・西牟婁議員団会議。
3月議会の日程が本格化するので次回の会議日程は未定です。
次は、高田よしかず県議を交えて会議ができるようにそれぞれの持ち場で奮闘することにします。
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