関東から東北南部は6月7日頃に梅雨入りしたというのに九州北部から近畿にかけてはまだ梅雨入りしていません。
バイク通学をしている次男にとっては有難いことですが、農家にとっては心配かも知れません。
僕はもう農業をしていないのでどちらかというと雨は降らない方が嬉しいです。
ということで今日は僕もバイクで市役所に行きました。
午前中は、定例の市議団会議をおこない、参院選の取り組みや目前に迫った一般質問について協議をしました。
今日の午後2時が通告の締め切りで、おそらく10人程度かと思っていたら珍しく10人を上回ったようです。
それでも全議員の6割にも満たないのですから低調であることには変わりませんが。
帰りは寮に立ち寄って昨日に引き続きWi-Fiの改善のための作業。
本体の通信量は大きくなっているのですが寮は鉄筋のため壁を隔てると極度に電波が弱くなったり遮断されたりしてしまいます。
中継器の設置場所を工夫して、なんとか電波が届くように調整しました。
また状況を確認して調整作業は続きます。
質問の通告の翌日は、質問の趣旨の聴取があります。
「すり合わせ」という言い方をする人もいますが、僕は「すり寄る」ことはないのであくまで「聴き取り」だと考えています。
なぜこんな作業をするのかというと、議員がどのような思いで質問をおこない、当局からどんな答弁を引き出そうとしているのかを理解するためです。
決して議員が望むような百点満点の答弁が返ってくるわけではありませんが、議論がかみ合わない頓珍漢なやり取りにならないように事前に質問の趣旨を聞き取るのです。
そして、職員側からすればもうひとつの大きな目的は、上司に恥をかかせないようにするということです。
議場で答弁に立つのは市長か部長です。
しかし、答弁に立つ幹部がすべての行政の現場に精通しているわけではありません。
そこで、幹部がしっかりとした答弁ができるよう原稿を作るというのが聴き取りに来る職員(課長や係長)の重要な仕事になるのです。
僕は基本的に細かな数字や実績は質問しません。
そんなものは事前に担当課に行けば入手できるからです。
ただその数字をもとにして議論を進める時には、説明してもらったり自分で紹介したりします。
そして、そこからが一般質問の本質なのですが残念ながら数字や実績を聞いただけで「ありがとうございます」といって質問を終える議員のなんと多いことか。
勉強会以下のそんな質問が今議会ではないように願いますが、おそらく何度も繰り返されるのだろうなと思うと憂鬱です。
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