昨日は、通学用のバイクを学校に置いてきたので今朝は次男を送って行きました。
そのまま市役所に行って市議団会議。
『市議団ニュース』の発行についての打ち合わせや参院選の感想を出し合ったりしました。
参院選で横に置いていた課題を再度真正面に置きなおしてひとつずつ片付けていかなければなりません。
来週は月末なので、月が明けた再来週に中期的な課題を集中して議論する会議を設定しました。
午後は、紀三井寺球場に行って、熊野高校の野球の応援です。
昨日は試合開始前に中止となり、今日の第4試合に順延となった試合です。
試合は緊迫した展開で、相手のミスにからんで奪った1点を最後まで守りぬくという試合でまさに胃が痛くなるような試合でした。
11年ぶりの初戦突破の勢いは止まらずベスト8進出を勝ち取った熊高ナイン。
今度の対戦相手は名門箕島で、今日以上に厳しい戦いになることが予想されますがここまで来たからには次もぜひ勝ってほしいと思います。
ちなみに次の試合は明後日の第1試合だそうです。
今日は応援団の数で圧倒しましたが、次回は相手の応援団も多いことでしょう。
行ける人はぜひとも熊高の応援に行ってあげてほしいと思います。
紀三井寺にはバイクで行ったのですが、その帰り道にさよちゃんから電話がありました。
Mさんが亡くなったという知らせでした。
Mさんは僕たち家族にとってとても思い出深い人です。
Mさんとの出会いは、僕たち家族が温川に引っ越してきた24年前の9月25日でした。
家財道具らしきものもなく、家の横で焚火でお湯を沸かしていた僕たちに「明日の夜はうちにご飯を食べにおいで」と声をかけてくれました。
Mさんも数年前に引っ越してきたときに地元の方から温かい心遣いを受けたので順送りだとおっしゃっていました。
自分たちへのお礼はしなくていい。
次に誰かが引っ越してきたときに自分が受けた好意をしてあげればいいと言ってくれました。
それ以来、この地を気に入って移住しようとする人たちに精一杯の恩返しをしてきたつもりです。
Mさんの言葉は今も僕の中に強く響いています。
そんなMさんのお宅を訪問したのが24年前の9月26日で長男の誕生日でした。
温川を流れる川で捕まえたモズクガニ(ズガニ)を茹でて出してくれました。
2歳になった長男はそのズガニがとても気に入って、カニミソをご飯にのせて何杯もおかわりをしていました。
長女はまだ4ヵ月だったのでバスケットに入って隣の部屋で大人しく寝ていました。
2歳の長男は、まだしっかりと言葉を発することが出来ず、Mさんのいう「チョキチョキ」を「にょんにょん」としか言うことができなかったため、その日以来Mさんのことをわが家では「チョキチョキのおじいちゃん」という意味をこめて「にょんじい」と呼ぶようになりました。
長男は今年26歳になりますが、今でもわが家では「にょんじい」です。
いっしょにうなぎを突きに行ったりしたことも懐かしい思い出です。
有名企業の幹部職を早期退職して「第二の人生」「終の棲家」に温川を選んだにょんじい。
今では多くの方が温川でセカンドライフを送っておられますが、その草分けだったにょんじい。
どうぞ安らかにおやすみください。
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