予算審査2日目。
といっても建設部と水道部だけなので半日で終わりました。
今回の予算は前進面とそうでない面とが存在する予算でしたが、認められない支出があるので反対しました。
討論で指摘したのは「あったら便利」「あれば利用するかも知れない」という程度で本当の必要性の吟味がされていないと思われる事業の多さです。
文里湾架橋は100億円を超える事業ですが、当初は渋滞の解消が目的だったのが高速の延伸で必要性が低下すると今度は避難困難地域の解消という防災を目的に変えて整備をゴリ押ししています。
しかし、津波タワーの整備や対象施設の高台移転でその理由も解消します。
それでも建設に向けた動きは止まりません。
とにかく建設することが自己目的化してしまっているとしか言えません。
駅前に建設中の市街地活性化施設も利用方法や効果が不明確なまま建設計画だけが着実に進んでいます。
闘鶏神社の前に作ったポケットパークは利用方法の具体化もないまま建設した施設の典型例で今も十分に活用されているとは決して言えない状況です。
しかし、その反省に立つことなく同じ愚を繰り返そうとしている事業が散見される新年度予算でした。
その一方で前進面も含まれていました。
集合住宅タイプ(団地)の市営住宅の場合の場合の共益費は空室が増えると入居者1戸あたりの負担が増えてきます。
空室の増加は入居者にとっては不可抗力の事情であり、大家である市が空室分の共益費を負担すべきだと一般質問で取り上げたのが今から10年以上前の
平成21年の9月議会でした。
今回ようやくその負担のための予算が計上されました。
また入居時に申込書に保証人(市内在住者)を2人つけなければならない規定でしたが、貧困世帯は人間関係の貧困も抱えている場合が多いことや他市からの転入者は市内に知人もなく保証人を探すのに苦労しているという事例を数多く見てきました。
保証人を書いたからといって保証人の経済状況を確認するわけではなく、入居後に定期的に保証人の安否確認をするでもなくまさに形式的なものになっている現状から保証人の規定の見直しを訴えてきましたが、今回ようやく「保証人」から「緊急連絡先」に変更されることになりました。
そうした前進面は素直に評価し討論でも述べておきました。
午後は帰宅して本宮の新聞配達。
かなり暖かくなったとはいえ、峠越えはかなり寒かったです。
夜は、消防団のポンプ操法大会に向けた練習。
今夜は40m走と発声で誰が何番員を担当するかを決めました。
日常的に運動している僕は走りでも若い者に負けないと思っていましたが、やはり若さにはかないませんでした。
40m走では6秒80で8人中堂々の8位。
速い子は5秒前半で走っていました。
ということで僕は指揮者でレギュラーをめざしてがんばることになりました。
ポンプ車と違って、小型ポンプの場合は指揮者も結構速く走らなければならないのでトレーニングにいそしむことにします。
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