いいお天気の休日。
普通なら多くの人がレジャーに繰り出すゴールデンウィークの最初の日曜日ですが、国道311号線も371号線も車の通りはまばらです。
新型コロナの影響が、日々の暮らしや営業をも大きく変えています。
政府はようやく一律10万円の個人補償を打ち出しましたが、被害の大きさから考えるとこれで救える人の数は少数派でしょう。
アベノミクスではありませんが、それこそ二の矢、三の矢と次々と救済策を打ち出すことが必要です。
それなのに、こんなに国民が困っている時にマスク2枚という優先順位のおかしい政策を打ち出したかと思ったら、そのマスクの仕入れにも利権がからんでいるようでもうとことん救いようのない首相です。
もうこれ以上今の地位にとどまってこの国の被害を広げないでほしいと思います。
今日の午後は、家で若い力を持て余している助手を乗せて街頭宣伝に出かけました。
龍神村の5ヵ所で演説をして、その周辺で『市議団ニュース』を配ってもらいました。
といっても住宅密集地ではないので1ヵ所で10枚も配れるところはありません。
そのうえ配っていたら受け取りを拒否するおばあちゃんもいたそうで社会勉強になったようです。
田舎の方はおおむね「ごくろうさん」「おおきによ」と言って受け取ってくれるのですが、中には共産党を目の仇のようにして敵意をむき出しにしてくる方もおられます。
演説の中で、医療崩壊の原因を作ってきたのは「自公政権の医療切り捨て政策にある」と言っていたのが気に食わなかったのかも知れません。
でも、ここまで医療供給体制がひっ迫してきているのは、これまでベッド数を縮減してきたからだし、PCR検査の対応が増やせなかった背景に保健所と職員の削減があったのは事実です。
ましてやそのことが医療供給体制を脆弱にしているという現実が目の前で進行しているにもかかわらず、まだ「地域医療構想」にしがみつき、全国的なベッド数の削減をおこなう計画を変えないというのですから正気の沙汰ではありません。
そういくら事実を伝えても理解してもらえない人がいるのは残念なことですが、もし身内が医療崩壊によって適切な治療を受けられなかったらその方たちはどう思うのでしょうか。
仕方ないとあきらめるのでしょうか。
僕はあきらめたくないし、そんなことを繰り返さないためにも訴え続けようと思います。
国民の命よりも自分の利権を優先するような政治は変えましょう、と。
和歌山県内での感染者発生状況
4月29日14時現在 陽性の方28名
田辺保健所管内での感染者発生状況
陽性の方(入院中) 3名
※4月7日から28日まで田辺保健所管内での新規感染者確認なし
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