今朝は、定例の市議団会議。
今朝も雨だったので次男を学校まで送って行ってそのまま市役所に行ったので8時半前に到着。
会議のレジュメを作ったり、『市議団ニュース』を作ったり、政務活動費の会計をしたりしました。
今日の市議団会議の学習は『議会と自治体』7月号のコロナ禍の避難所についてでした。
何十年も進歩のない「体育館で雑魚寝」という避難所の状態は、感染症流行の危険性が高い現在では放置できない問題です。
日本の応急避難所の状況は、難民キャンプの基準にも劣るという指摘には驚愕でした。
イタリアは別格としてもアジアの中でも日本の避難所の状況は最低レベルです。
なんでもかんでも自己責任にして公的責任を放棄する日本の政治ですが、被災は自己責任ではありません。
国レベルでの対応は必要ですが、自治体独自にもできるところから着手して改善していく必要があります。
まさに紀南地方にはいつ大地震が発生してもおかしくないのですから。
庁舎移転よりも何よりも避難できる場所と仮設住宅を建てる場所の確保が最優先だと思います。
午後は、紀南病院組合議会の臨時議会。
議案は、防疫手当の新設のための条例改正でした。
新型コロナウイルス感染患者(疑いを含む)に対応した職員に対して日額最大4千円を支給できるようにするものです。
人事院の改正に合わせての手当て新設ですが、国の基準では疑い患者を除外していますが、紀南病院では疑いであっても支給されます。
陽性か陰性かは結果であって、検体採取時などの危険性や緊張感は同じなのですから当然のことです。
こうした手当てが新設されることはいいことだと思いますが、それに伴う国からの財政支援は無いに等しいと言えます。
それでなくても全国の医療機関は、新型コロナの影響で経営危機に陥っており、施設の存続が危ぶまれている医療機関も少なくありません。
紀南病院も1ヵ月で億単位の赤字が発生しています。
紀南病院の場合は公立病院なので赤字になってもなんとか支えるというシステムがありますが、民間の場合はそうはいきません。
国がこのまま無策であれば全国で多くの医療機関がつぶれてしまうでしょう。
秋に総選挙という話もありますが、今度こそまともに国民のことを考える政治家・政党・政権を選ばないと本当に大変なことになってしまいます。
重ね重ね言います。
お友達だけを優遇し、献金してくれる企業に利権を献上し、都合の悪いことは隠したり改ざんしたりし、口では「任命責任は私にある」といってまったく責任を取らない政治家やその政治家が所属する政権与党に投票することは、今の政治を続けろということと同じです。
今の政治が続けば、この国の未来は暗澹たるものになり、若者の自殺は増え、中小企業は倒産し、庶民の暮らしは厳しくなり、高齢者は生きにくくなり、待機児童は減らず、女性の人権は蹂躙されたままです。
そんな政治がいやだったら必ず選挙に行って、今の流れを変える政党・候補者に投票してください。
それが未来の国民(若者や子どもたち)に対する大人の義務です。
帰りに次男をお迎えに行って帰ってきました。
何時になるかわからずに迎えに行きましたが、学校を出たのは19時20分でした。
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